Elecom blueLED 2.4GHz無線マウスが動作しない不具合について

エレコムのEX-G ブルーLED 2.4GHz無線マウス(M-XG2DBRD)においてスイッチを音にするも直ちにLEDが消灯し、ボタンにも反応しないという症状が発生した。

エレコムのFAQとして、レシーバを接続してからスイッチをいれるように書いてあるが、そのようにしても、電池を再挿入しても効果がない。Amazonで購入したため、Amazonに不具合を申請したが、初期不良として認められなかったということでメーカーへの問い合わせの上その回答を回答するように求められた。

エレコムは問い合わせが電話のみなので、問い合わせ前に色々チェックしていたところ動作した。

検証したところ、iBUFFALOのUSB2.0延長ケーブル(BSUAA215IV)に接続すると動作しないということがわかった。
Libertouchの内蔵ハブ、USB3.1ハブ、本体直接、サンワサプライ製延長ケーブルでは動作したのだが。

相性問題だろうか。こうしたよくわからない不具合は珍しい。

Aukey USB 3.0 4ports hub CB-H31

Aukeyテスト。

4ポートのUSB3.0ハブだ。

個人的にはUSB3.0のハブが必要な状況というのはあまり見ない。
USB3.0デバイスの多くはスピードを必要とするために、支流に分割する意味に乏しく、またそのようなデバイスは大きな電力を必要とする場合が多く、そうなるとUSB 3.0の給電能力(500mA)では到底足りないのだ。
そのため、USB3.0ハブで拡張したところで、多くの場合使用できるデバイスは制限され、HUDが通常はUSB2.0であることからもあえてUSB3.0のハブを選ぶ状況は少ないように感じる。

だが、大は小を兼ねる。
特にラップトップなどでUSBポート自体が少ない場合は、HUDのために貴重なUSB(3.0)ポートを消費してしまうことがある。
HUDを使いながらもUSBペンドライブなどの高速デバイスを接続したい場合というのは普通にあるものだ。
わざわざUSB3.0ハブを必要とする状況は少ないとしても、USB2.0かUSB3.0かと言ったらUSB3.0だろう。

そんなわけでうちには純粋なUSBハブでUSB3.0のハブはなかったのだが、登場したのがAukey 4ports USB3.0 hubのCB-H31だ。
以前、GbEポート付きのハブをテストした時に、高い質感と、ポートがオフセットしているために倒れにくいという点に注目した。
多くのUSBハブは非常にチープで、おもちゃのようなプラスチックが口をあけている。Aukeyのハブはしっかりした作りだった。

今度のUSBハブは、アルミ製で、非常に高級感がある。決して重くはないが、まるでアップル製品のような見た目だ。

だが、注目すべきは、形状だ。丸みを帯びた三角柱なのだ。

四角よりも三角のほうが安定する、ということは、知ってる人は知っているけれど、といったところだろう。
例えば脚にしても、4本よりも3本のほうが基本的には安定する。東京スカイツリーも3本の脚で組まれている。

USBのプラグは結構重い上に、そこからケーブルが伸びて引っ張られることになる。
USBハブの最もポピュラーな形状は横に出るものだが、ケーブルの自由度が上がるところまでそれなりにあるためかなりの面積をとってしまう上に、硬いケーブルを接続していると浮いてしまったりする。

一方、上挿しタイプの場合は、どうしても引っ張られると簡単にこけてしまう。Aukeyの立方体型のUSBハブは簡単にはこけないが、それでもケーブルの取り回しによっては、マウスなどで引っ張られると倒れてしまうのだ。

三角柱形状のCB-H31は、コケる要素が全くない。ケーブルのテンションの関係上、むしろ手で倒すのすら難しい。もしコケたとしてもケーブルがつっかえてもどる。完璧な形状だ。
さらに、正面に向ければポートは手前上方を向いているので抜き差しがしやすく、しかも下方には空間があるために専有空間も小さい。上だしと比べると多くシーンで無理もかからず、望ましい角度だ。

先の立方体ハブを見た時、「でもこれなら三角のほうが良いのではないか」と思った。
思ったら、Aukeyはそれを出してきた。同じように思ったのだろうか。

特徴的で素晴らしいUSBハブだ。

Aukey DS-E5 PCI Express x4 USB 3.1 Type-Cインターフェイス

Aukeyレビュー。

Aukeyにはこれまで結構な回数、色々なアイテムをご提供頂いてテストしてきたのだが、PC部品というのははじめてだ。

基本的にはモバイルバッテリーやUSBチャージャーなど、モバイルに根ざした会社というイメージがあるのだが、Aukey躍進の証、といったところだろうか。

DS-E5はPCI Express x4(x8/x16)接続のUSB3.1 Type-Cインターフェイスだ。

USB-C、まだ今のところほとんど見かけない。
速度が必要なデバイスはUSB3.0になっているが、まだUI部品などはUSB2.0のままであることを考えると、USB-Cに完全移行というのはちょっと考えにくい気がする。
USB1.1の場合は簡単なインターフェイス機器でも不十分な規格だったためにUSB2.0への移行はスムーズだった。だが、USB2.0は多くの場合十分であり、ストレージを除けばUSB3.0への移行はあまり進まなかった。
USB-Cの普及は、互換性に乏しいためにより困難だと思われる。

ただし、非互換がむしろ普及を助ける可能性もある。
USB 3.0の場合はほとんど速度的な欲求であり、機器側としては特に速度が必要でなければUSB 2.0を採用すれば価格も抑えられ、困ることもなかった。
だが、非互換となると、インターフェイスの少ない最近のラップトップはUSB-Cを採用してくる可能性がある。インターフェイスをまとめる力が最もあるのがUSB-Cだからだ。

当然に、充電のことを考えればスマホが尤も積極的にUSB-Cを採用してくるだろう。
パラレルポートをUSBがおきかえたように、「スタンダードな規格」が変更されることで一気に普及する可能性がある。

心配なのはリベルタッチのような「化石」が生き残れるのかということだが。
USB-C普及に伴って消えるアイテムは多そうだ。

そんなUSB-Cだが、現在では非常にエッジだ。USB3.0デバイスですら私の手元にあまりない状態なので、まだUSB-Cネイティブなデバイスはない。
Nexus5Xを購入していたらUSB-Cになっていたが。
現時点で一般の人がPCにUSB-Cを増設してでも求める機運にはないだろう。

USB-C、どっち向きでも挿せることがメリットらしいのだが、実際のところかなり良くなった。
最初からこうだったらよかったのにという気持ちは強い。
しかし、当面は大量の変換アダプタに埋もれる日々を過ごす必要があるだろう。USB-Aオスではなく、USB-Aメスのアダプタが必要だ。

だが、あって損はない。
今回私が取り付けたのは、USBポートの数が14もあり、うち6つがUSB3.0を備える最新のFM2+Killer(Godavari)ではなく、USB 3.0すらなく、USBポートも8と少ないZ400のほうだ。

性能的にわずかに優れること、AMDよりもnVidiaドライバーのほうが優れていることからZ400のほうがメインマシンとなっているが、USB3.0がないことによる影響は若干ある。
USB3.0フラッシュメモリに対する読み書きが低速というのもあるが、「USB GbEアダプタが完全な速度で動作しない」のだ。
また、多ディスクタイプのUSB HDDケースを使用する場合も、インターフェイスがUSB 2.0だとボトルネックになる可能性がある。既にクラスタストレージを組んでいて、サーバーで部屋のブレーカーを落とした私としては、ストレージ増強はケースを使うほうが確実だ。

USB 3.0ポートを増設しても構わないのだが、今ならUSB-Cだろう。変換アダプタは必要になるが、今後の変化にも対応しやすい。

DS-E5はASmedia ASM1142チップを搭載したPCI Express x4接続のUSB-Cボードだ。
ASM1142というと、ASUS Z97-PROも搭載している信頼のチップで、類似品としては玄人志向のUSB3.1A-P2-PCIE2がある。
USB3.1A-P2-PCIE2は直販では3800円とDS-E5と似たような値段だが、実売だと2600円くらいからで、4000円ほどするDS-E5とはちょっと差がある。

のだが、ここは玄人志向だし、保証が12ヶ月。Aukeyは18ヶ月。この差は大きい。
あと、USB3.1A-P2-PCIE2はUSB 3.1Aなので、Type-Cコネクタを採用するDS-E5とはちょっと趣が違う。

Amazonのレビューでは端子に差さなくていいと言ったのだが、多分ハイパワー充電したい場合は電源を挿してやる必要がある。
Z400では取り回しが結構きつかったのと、特に充電に使う予定はなかったため電源はささなかったが、それでもちゃんと動作した。

Linuxでの動作を保証するデバイスなんていうのは非常に珍しい。実際、ちゃんと動作する。

$ lspci -v
...
1c:00.0 USB controller: ASMedia Technology Inc. ASM1142 USB 3.1 Host Controller (prog-if 30 [XHCI])
		Subsystem: ASMedia Technology Inc. ASM1142 USB 3.1 Host Controller
		Physical Slot: 3
		Flags: bus master, fast devsel, latency 0
		Memory at f4000000 (64-bit, non-prefetchable) [size=32K]
		Capabilities: <access denied>
		Kernel driver in use: xhci_hcd
		Kernel modules: xhci_pci

PCI Express x4に挿したらOKの簡単設計。ドライバも大抵のカーネルでは組み込みになっているのではないか。
Linuxフレンドリーな製品は大好きだ。

まだ選択肢は多くないUSB-Cインターフェイス。
PCパーツ屋というのは、日本で買えるというのは結構限られていて、代理店なんて数えるほどしかない。
もっと色々おもしろいパーツが出てきてもいいのにと思うし、そこにAukeyという選択肢が出てくるのは非常におもしろいと思う。Aukeyの場合直販だから、「どこから買うか」という意味でも新しい選択肢になる。

これを必要とする人は少ないだろう。だが、PCパーツにAukeyという選択肢、なかなか魅力的だ。

Aukey SK-M8 Bluetoothスピーカー

Aukeyサンプルレビュー。

以前ご提供いただいたスピーカーはマイクが動作しない、接続が安定しないなどの問題があったのだが、それは改善され、きちんと通話できるようになっていた。

この手のスピーカーとしてはかなり大きいのだが、その分出力が大きく、かなり大きな音が出る。
サウンド的にも、ラップトップのスピーカーでなじみのある、軽い、ローファイな音ではなく、結構ハイファイな音が出る。
それでいながら16時間も再生できるとはすごい。バッテリーもかなりでかいのを積んでいるが。

私は、これの風呂持ち込みがしたかった。
IPX4だと、シャワーならいけるかもしれないが、さすがにお湯で、さらに切件もかかってしまうとかなり危険なので難しい。
スチールラックのような棚があればいけると思うのだが。

とはいえ、スマホほど壊れた時が厄介ではないので、壊れた時はこわれた時と考えられるならそういう使い方もありかもしれない。

Aukey microUSBケーブル CB-D5 / CB-D17

少し久しぶりのAukeyケーブル。

5本セットと6本セットの両方をいただいた。両方テストはしたが、3mケーブルの有無の差だろう。

USBケーブルのレビューは結構難しい。
高品質ケーブルは差がものすごく小さなところになるため、伝わりにくいし説明も難しい。
ただ、高品質ケーブルと100均ケーブルの差は大きく、細々な差は結構大きいものになったりする。

だが、今回は比較元がVolutzケーブルだったので楽だった。
Volutzケーブルは、ナイロン被覆で取り回しがよく、非常におしゃれな一方、高価だ。
Aukeyのケーブルはシンプルなもので、驚くべき安価だ。

プラグ根本の部分が、Volutzが大きく、持ちやすい形状なのに対して、
Aukeyはつまみにくいが非常にコンパクト。
Aukeyには30cmという非常に短いケーブルがあることと併せて明確な違いがある。

そして、AukeyのチャージャーでVolutzケーブルがうまく動作しなかったという問題があったため、Aukeyチャージャーで性能を発揮するAukeyケーブルの存在は嬉しい。

USBチャージというのは本当に難しくて、デバイスが受け入れる容量、給電器が出す容量、
ケーブルの容量、端子の短絡、本当に色々ある。
だが、最近はインテリジェントな電流コントロールが可能なシステム、フル速度充電もデータ通信も可能なケーブルが揃い、しかも安価なので嬉しい。

ケーブルをわざわざこだわって買う人は少ないと思うが、100均ケーブルとは品質がまるで違う。1本あたりにすると200円ほど。今の必需アイテムだ。

Amazonでのレビュー

Aukey CB-H15のテストとRealtek RTL8152/8153 Bawsed USB Ethernet Adaptorsバグ

この手のアイテムといえば

Aukeyからご提供いただいたUSB3.0ハブ兼GbEアダプタのCB-H15のテストと、Live with Linuxのネタのセットになる。

この手のデバイスは、あまり有名ではない。だが、重要性はましており、アイテムとしては増えている。
最近のラップトップはEthernetポートがついていないものが増えている。消費電力が大きく、高さもあるポートを嫌うのはわからないではないが、wLANが好きでない人は結構いるのではないか。

減ってしまったUSBポートを補い、Ethernetポートを復活させる、欠かせないアイテムが、このUSBハブ兼Ethernetアダプタだ。

また、PCルーターを使用する人にとっても欠かせないアイテムでもある。
消費電力が少なく騒音の小さいラップトップを使用する場合はUSBタイプでなければ難しいし、小型のサーバーを使う場合でもPCIeでの接続は結構難しい場合がある。
安定して確実に使えるのが、USBイーサネットアダプタである。USBハブを兼用している必要はないのだが、兼用しているものならば汎用性が高い。

実際に、USB2.0接続の100baseなアダプタを既に2つ持っている。
インターネットの速度的に、ルーティング先がインターネットにつながるのであれば100baseでも問題ないのだが、LANのルーターとしては不十分である。
USB3.0でGbEが使えるようになったのだから、それが利用可能であれば使いたいものだ。
ちなみに、その100baseなアダプタを2つも持っているのは、セルフパワーでも動作するという点を買ってのこと。

まだUSB3.0を使えるのが、バックアップ系になっているFM2+Killerしかないため、今のところはUSB3.0 GbEアダプタを導入してはいないが、この先導入する予定だったし、結構Amazonで探したりもしていた。

日本だとメジャーどころが多いが、中国だと結構あるらしい。
コストと品質を考えれば、やはり中国や台湾の当たりデバイスをひきたい…と考えるのは、まぁ好き者の性なのか。
TODOに入っている状態で見た限りでは、そんな感じだ。

そこにご提供いただけたため、渡りに船状態。
しっかりとテストしていく。

Linux上でのRealtek RTL8152/8153 Bawsed USB Ethernet Adaptorsのバグ

当然ながらLinux環境でのテストになる。
Manjaro Linux(4.1.15-1-MANJARO)で使用すると、一発認識される…のだが、「ケーブルが接続されていません」となる。

試していくと、リンクが100Mbpsならばケーブル接続を認めるのだが、1000MbpsだとNot Readyになってしまう。

上手くいかなくて調べたところ、バグらしい。

こういう問題なら、多分Ubuntuでも同様だと思う。
ここでUbuntu forumでなくArch forumが出てくるところに両者の差が…

ともかく、TLPのUSB BLACKLISTとして0bda:8152を登録する。
手順としては/etc/default/tlp

USB_BLACKLIST="0bda:8152"

のように記述する。

品質テスト

筐体

サイズは大きいが、軽い。
10.1や12.1のラップトップと組み合わせて放り込むには大きい。15.1のラップトップならバッグに入る。

プラスチックで安っぽいボディではあるが、それほど気にならない。

注目すべき点として、USBポートは横向きのタイプで、かつオフセットされている。
そして、オフセットされたポート側は角が角、反対側は丸められている。
恐らくは、壁につけて設置することを想定しているのだろう。このために、USBデバイスを挿してもひっぱられてハブが倒れてしまいにくい。

個別にLEDランプがあるのも嬉しい。携行よりは常設向きか。15.1くらいのラップトップを家で常用している人にベストか。

速度

iperf3で計測。

$ iperf3 -c mint.local
Connecting to host mint.local, port 5201
[  4] local 2001:c90:8481:3759:f21e:34ff:fe1f:a542 port 55861 connected to 2001:c90:8481:3759:3ed9:2bff:fe50:efed port 5201
[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr  Cwnd
[  4]   0.00-1.00   sec  97.1 MBytes   815 Mbits/sec    0    273 KBytes       
[  4]   1.00-2.00   sec  95.7 MBytes   803 Mbits/sec    0    287 KBytes       
[  4]   2.00-3.00   sec  96.3 MBytes   808 Mbits/sec    0    305 KBytes       
[  4]   3.00-4.00   sec  96.5 MBytes   810 Mbits/sec    0    326 KBytes       
[  4]   4.00-5.00   sec  96.4 MBytes   808 Mbits/sec    0    343 KBytes       
[  4]   5.00-6.00   sec  96.5 MBytes   809 Mbits/sec    0    382 KBytes       
[  4]   6.00-7.00   sec  95.9 MBytes   805 Mbits/sec    0    404 KBytes       
[  4]   7.00-8.00   sec  95.9 MBytes   804 Mbits/sec    0    425 KBytes       
[  4]   8.00-9.00   sec  96.1 MBytes   806 Mbits/sec    0    448 KBytes       
[  4]   9.00-10.00  sec  97.5 MBytes   818 Mbits/sec    0    558 KBytes       
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr
[  4]   0.00-10.00  sec   964 MBytes   809 Mbits/sec    0             sender
[  4]   0.00-10.00  sec   961 MBytes   806 Mbits/sec                  receiver

iperf Done.

809Mbps/806Mbps。
800Mbpsを越えているので及第点だろう。

うちならば、

  • WAN/インターネット->OK
  • サイト間インターネット->OK
  • サイト内ネットワーク(AoE)->NG

といったところで、AoEや業務ルーターなど高いスループットや信頼性がが要求されるシーンでは使えないが、インターネットでボトルネックになることはまず考えられないし、AoEやdistccなどの高スループットが要求される用途で使われない異サイト間を接続するルーターへの接続なら(家庭用途では)問題ないだろう。

USBアダプターであることを考えれば(まして、USBハブと兼用)不満のない性能だ。

ちなみに、オンボードのQualcomm Atheros Killer E20x Gigabit Ethernet Controller

$ iperf3 -c mint.local
Connecting to host mint.local, port 5201
[  4] local 2001:c90:8481:3759:be5f:f4ff:fefb:bb5 port 52309 connected to 2001:c90:8481:3759:3ed9:2bff:fe50:efed port 5201
[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr  Cwnd
[  4]   0.00-1.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0   97.6 KBytes       
[  4]   1.00-2.00   sec   110 MBytes   920 Mbits/sec    4    180 KBytes       
[  4]   2.00-3.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    190 KBytes       
[  4]   3.00-4.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    206 KBytes       
[  4]   4.00-5.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    208 KBytes       
[  4]   5.00-6.00   sec   110 MBytes   920 Mbits/sec    0    212 KBytes       
[  4]   6.00-7.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    212 KBytes       
[  4]   7.00-8.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    212 KBytes       
[  4]   8.00-9.00   sec   110 MBytes   920 Mbits/sec    0    220 KBytes       
[  4]   9.00-10.00  sec   110 MBytes   920 Mbits/sec    0    240 KBytes       
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr
[  4]   0.00-10.00  sec  1.07 GBytes   919 Mbits/sec    4             sender
[  4]   0.00-10.00  sec  1.07 GBytes   919 Mbits/sec                  receiver

iperf Done.

さすがに速い。Killerイーサネットは遅いと言われているが、かなり速い。
PCIeのほうが安定して速い、ということなんだろう。

このような信頼性や速度を求めるのであれば、そもそもUSBでやらないだろう。

製品評価

最初に述べたように、この手のアイテムはラップトップユーザーなら必携だ。

持ち歩きにはそれほど向いていない。大きいためだ。だが、大きな(余裕のある)バッグを常用する人であれば、軽量であるため携行は苦にならないだろう。
要は軽量であるためでなく小さいためにモバイルラップトップを使う人なら携行には向かず、そうでなければ携行用にもなる。
少なくとも、スーツケースを使うような出張においては携行するのに苦もないだろう。

USB3.0の3口ハブとの組み合わせで、ラップトップなど端子が限られている中では現状ベストなアイテムだと思う。
USB3.0ハブとして使用する場合はそちらに帯域が取られることになり、LANはフルスピードが出ない。その意味で、純粋なEthernetアダプターというよりは、インターフェイス拡張という考え方が適当だろう。
その意味で、USB3.0 1ポートとUSB3.0の3口ハブとGbEという拡張は「マスト」なのだ。

私はThinkpad e440をEthernetポートありきで選んでいるし、Pavilion x2-10を自宅で使うことは滅多にないので、基本的にラップトップでこのようなインターフェイス拡張を行うことがない(泊まりがけの作業などにおいてはe440を持ち出す)のだが、もしそうではない、Ethernetポートのないラップトップを使っていたとしたら、ましてデスクトップなしにメイン機として使っていたとしたなら、なくてはならなかっただろう。
言ってみれば、ThinkPadのドックステーションのようなものだと言っていい。もちろん、携行はずっと容易だ。

アイテムとしての価値はそうとして、ものはどうか。

まず、LANチップは評価は色々あれど、信頼性の高い、一般的なチップであることはLinuxerとしては非常に嬉しい。
私が使っている100baseのハブは、ドライバがちょっとbuggyで、CentOS6だと使えないなどの問題があった。
結局、ドライバに関係するバグ(udevに関するバグだが)によってこれはこれでワークアラウンドが必要になったが、情報が多く解決は比較的簡単だった。
これは結構重要なのだ。

もちろん、USB3.0ハブとしての機能は申し分ない。
USB3.0を増やさなければならないケースはあまり多くはないと思うが、ラップトップの端子数が2以下であるならば、キーボードやマウスを接続すると同時にフラッシュドライブを使用するようなケースは珍しくはないだろう。

片面の角が角、もう片面は丸となっていることについては、なかなか心憎い発想だとは思うが、実際に活用する場面は限られそうだ。だが、実際に壁につけて使用する場合は収まりもよいはずだ。

そして、USBポートがオフセットされているのは、実際にそのためにハブがこけないようになっている。これは、大きな魅力であり、選択時に比べるポイントの少ないこのようなアイテムにおいて選択する理由に十分なりうるだろう。

デザインも良い。

総合的に見れば、特にコンパクトさを重視しないのであればとても良い製品だ。
linuxer目線でいえば、あまりこうしたアイテムで使われているチップが判別していて、動作報告があるものというのがないため、この情報だけでも十分使う価値はある。
正直、800Mbpsは厳しいだろうと思っていたのでかなり嬉しかった。

hp Pavilion x2-10 アップデート・アップグレード関連の問題

Darfon Softcover Keyboard Utility

Mute Syncをアンインストールしてから、再度更新する。
失敗と表示されるが、Notificationは消える。

HP PC Hazrdware Diagnostics UEFI

http://h30437.www3.hp.com/pub/softpaq/sp72001-72500/sp72230.exe経由でのダウンロード/インストール。

Windows 10へのアップグレード

容量が足りないため、外部ストレージが必要。10GBを必要とするため、16GB以上のディスクとなる。

microSDカードでは再起動時に無視されてしまうため、USBメモリーを必要とする。
かなり失敗するが、諦めず再試行。
ちなみに、Widnows 10 Insider Previewと表示されるが、Previewではなく製品版にアップグレードされる。

しかし、ログオン時にHP Support Assistantがエラーを出力するようになる。

The feature you are trying to use is on a network resource that is unavilable

Click OK to try again, or enter an alternate path to a folder containing the installation package “HP Support Assistant.msi” in the box bellow.

手動で選択してもうまくいかないので、削除して再インストール。
再インストールはHPのFTPからの入手となった。

なお、Windowsは既定のアプリを解除しても問答無用でWindowsアプリを既定にしてくる。
その一部としてGoogle日本語入力からMS-IMEに変えてしまうが、これは「コントロールパネル>時計、言語、および地域>言語」でMS-IMEを削除することで既定にできる。
順序を変えて活かすのであれば、削除してから追加すれば良い。

ただ、Pavilion x2-10だと(with Bingだとか?)switcherが標準なので、Widnows+Spaceでのスイッチが可能。
ちなみに、Google日本語入力でかな打ちを選択していると、ソフトウェアキーボードでもかな打ちされるためいまいち実用性がなく(ソフトウェアキーボードにかな打ちに必要な文字がない)、MS-IMEに切り替えるしかないが、MS-IMEではソフトウェアキーボードではローマ字打ちになる。

Aukey モバイルバッテリー PB-N36

3回目のAukeyレビュー。

レビューはAmazonに詳しく書いたので、そちらを見ていただくのが早いだろう。

ここではさらにもう少し掘り下げてみる。

Volutzのケーブルでなぜ電流が出ない?

Volutzのケーブルは非常に高品質な充電・通信用ケーブルである。

通信用だとチャージャー側で短絡していないと急速充電器と認識されず電流が上がらない場合もあるが、Aukeyは急速充電に対応しているし、だいたいAnkerのチャージャーが短絡すらしてない、ということはあるまい。実際、100均の通信用ケーブルでちゃんと電流が出ている。

ケーブル個体の問題ではなく、他のVolutzケーブルでもやっぱり電流はあがらなかった。

ちょっと私には知見が足りない。

安全機能の重要性

サージプロテクションに関しては、私みたいにコンピュータだらけだとタップに入れてあるのでそれほど心配ないのだが、まぁつながっているものが全滅するので本当に重要だ。

サージプロテクションという意味ではバッテリーに対するインプットでの処理だと思うのだが、まぁ故障に伴う異常電流を制御するのならそれはそれで安心だ。
熱暴走、ショートのプロテクションも、巻き添えを防ぐので地味にありがたい。

だが、過充電防止は、日常的に本当に重要だ。
寝ている間に充電器に挿しっぱなしという人は多いと思うが、過充電がバッテリーに与えるダメージは非常に大きい。
そして、USBチャージャーに過充電防止機能が本当にない。なんでないのかととても腹立たしいほどだ。

モバイルバッテリーにしても、バッグの中でつないでほったらかすのだろうし、結構過充電になりやすいのだが。

ちなみに、80%で放電してくれると嬉しいのだが、さすがにそれは色々むずかしい。100%充電したい場合だってあるだろうし。

2.4A

2.4A対応のUSBケーブルはかなり少ない。2.1Aならそこそこあるのだが。
そして高い。

2.4Aとはどういう場面で役立つか、という話なのだが、まぁだいたいのスマホは2.4Aも受け入れないのであまり意味がないと思う。

タブレットだと受け入れるかもしれない。というか、Windowsタブレットだと、2.4Aなら充電できるというのがある。SURFACEもそうだったように記憶している。

ちなみに、私のPavillion x2-10は5.4A必要なので無理だ。

ライバル

Anker, PowerAdd, EasyAccなど色々あって、機能的にもだいたい横並び、どうも激戦らしい。

ちょっとモバイルバッテリーでまともに機能する限りは比較性能テストというのは個人でできるレベルではないのたが、ちょっと簡単にこの3製品と比べてみよう。

  • PowerAddよりは高く、AnkerとEasyAccよりは安い。性能横並びなら値段はすごく大きい
  • Ankerは保護機能は書かれていない
  • ポート数がEasyAccが4。入力も4で同時入力2と結構すごい
  • いずれも独自インテリジェントタイプ。比べないことには優劣はつけられない
  • AukeyだけがInputにLightningあり。Apple教信者だとmicroUSBケーブルがなかったりするのかな?
  • PowerAddは出力が1Aと2.1Aと記載。2.4Aがないだけでなく、「どちらかで流す」ということか?レビューにはそれぞれポートごと固定と読める
  • EasyAccはポートあたりの出力について記載なし。Ankerは2.4A
  • EasyAccは454g。他のふたつは記載なし。Aukeyは387.2g。軽いと感じたが、実際容量にしては軽い
  • Aukeyだけがトータル出力3.4Aで、ほかは4.8A

本当に微妙な違いで、どこを重視するかの話だと思う。
安価なPowerAddはなかなか魅力的に見えるが、一抹の不安もある。

Aukeyはこれらの中で二番目に安価。この時点で他のふたつには勝っている。だが、決定的なアドバンテージがどこかにあるか?というのもあるだろう。

家族が7人くらいいて、かつお出かけするとみーんなずっと激しくスマホいじっていてバッテリーがみんな足りなくなる、というのなら、EasyAccの4ポートは魅力かもしれない。だが、モバイルバッテリーで4ポート必要な状況はあまりないと思う。

4.8Aについては、2ポートなら2.4*2ということになるが、そんな状況はまずないだろう。
そもそも、複数のデバイスに対して急速充電が必要な状況というのは、私はでかけ前しか思い浮かばず、モバイルバッテリーでの要求ではない気がする。
電流要求の高いタブレットが複数ある状態ならわかるが。

結局、「ポートを区別しなければならない」という不便は大きいので、PowerAddの使い勝手が気になる…となれば、Aukeyだろう。私はそれなりに気にする。
4.8Aはいらない。EasyAccの重さは辛い。Aukeyの総容量の計測はしていないが。

20000mAh

最大の問題は20000mAhという容量がどうなのか、という話だ。
Raspberry-Piあたりを監視カメラとして動かしたりする時には必要な容量だが、ここまでのサイズが必要になることは、まぁ稀だと思う。

携行性も悪いので、一番考えられるのは、家族で旅行…だろうか。人数がそれなりにいて、みんなガンガン使ってバッテリーが足りなくなる、ということだとこれが1つあればいい。車なら携行性は気にならないだろうし。

私はバイクでのAMCは車両から給電しているが、給電器をつけていないのなら大容量バッテリーがあったほうが良い。その意味で、20000mAhは日帰りのツーリングで適当なサイズとなる。

日常的な携行のために無闇に大きい容量を追求するのはやめておいたほうがいい。

一番ありがちなのは、ビデオカメラ(特にAMC)での撮影で、交換メディアを持ち歩くような長時間撮影をする場合だろう。また、業務上、バッテリーを酷使する作業を延々出先でタブレットで行う…というような場合にも必要になる。

連日キャンプ泊となるバイクでのロングツーリングにも必要だ。しかし、登山では重すぎるし、普通にホテルに泊まるなら電源はある。特殊な状況なのだが、そのような特殊な状況は色々あるのでニーズは結構あるものだろう。とりあえず、ツーリングライダーはひとつはもっておいたほうがいい。

常に孤独な私は、家族で台数いっぱいみたいな状況はあまり思い浮かばない。

FM2+Killer GodavariとXeon W3565+Quadro2000マシンを比べてみた

コンピュータの仕様

FM2+88X Killer

  • AMD A10-7870K APU
  • DDR3-1600 8GB RAM *4
  • 320GB 2.5inch HDD SATA2 (Windows System)
  • 256GB ADATA SSD SATA3 (Linux SYstem)
  • UEFI Boot

hp Z400

  • Intel Xeon W3565
  • nVidia Quadro 2000 Graphics
  • DDR3-1366 2GB ECC Unbuffered RAM * 2 + DDR3-1600 4GB Non-ECC Unbuffered RAM * 2 (DDR3-1066 driven)
  • 250GB Samsung 3.5inch HDD SATA2 (Windwos System)
  • 120GB Corsair SSD SATA3 (SATA2 Connection) (Linux System)
  • Legacy Boot

Windows Experience Indexによる比較

項目 FM2+Killer Z400
CPU 7.4 7.5
Memory 7.4 7.5
3D Graphics 6.8 7.0
2D Graphics 6.8 7.0
Disk 5.9 5.9

「Z400のXeon W3565+Quadro2000のほうがわずかに速い」というのは、ベンチマークの通りで面白みもない。

だが、見るべきところはある。

まず、メモリーもz400のほうが速い、ということだ。
メモリーはz400は1066で、FM2+Killerは1600で動作していて、FM2+Killerのほうが速いはずだ。
しかも、FM2+Killerはデュアルチャンネル構成だが、z400はトリプルチャンネルだが2種類を2枚ずつで機能していない。
それでもメモリアクセスはz400のほうが高速だという。

さらに、グラフィックスにしても、3DグラフィックスはDirectX9でテストされるが、OpenGLに特化していて3Dグラフィックスを得意としないQuadroであるにもかかわらず、Radeon R7を内蔵したGodavari APUに優るという。

AMDという第二の選択に対して、Intel+nVidiaという定番構成がいかに強力かがよくわかる。
理屈では見えてこない差があるようだ。

LinuxでのCPU処理

実用的かつ単純な方法として

time xz -zc image.iso > /dev/null

によって比較。これは、今のところxzが最も時間がかかっているためで、imageはtmpfs上にDebian jessie DVD 64bit(debian-8.2.0-amd64DVD-1.iso)。SystemRescueCDをnomodeset+nokmsboot+docacheでブートし、wgetでイメージを取得してテストした。つまり、イメージはRAM上にあり、ディスクアクセスは発生しない。

FM2+Killerは

1862.41s user 3.46s system 99% cpu 31:09.98 total

対するZ400は

1743.0s user 1.92s system 99% cpu 29:09.72 total

やっぱりZ400のほうがやや速い。

xzはコアをフルに使い切れないことが多いのだが、日常的にすることで、全てのコアを使い、かつ負荷や結果が一定になるものが思い浮かばず、xzにした。差自体は恐らくこんなものだと思う。ImageMagickでは極端に差が出るが、およそこれくらいの割合でZ400のほうがいつも速い。
プロセス数の多い処理はZ400のほうが有利か。

LinuxのGPU処理

OpenGLの処理速度を比較するため、Linux上でのベンチマーク。

Windows上の普通のベンチマークとは色々と事情が変わってくる。

  • LinuxではDirectXは使えないため、OpenGLを使う
  • いずれもメーカー提供のプロプライエタリドライバを使用するが、Windowsドライバと比べるとかなり性能が低い。特にAMD Catalystは出来が悪い
  • Quadroは元々OpenGLグラフィックスであり、AMD APUは一般向けであるためDirectXグラフィックスである

テストはUnigine Heaven Benchmark 4.0を使用した。
なお、再起動した上で新規ユーザーでテストすることで差異を可能な限り埋めてはいるが、CatalystがLinux 4.2ではうまく動かないため、Linux 4.1を使用している。

いずれもプロブライエタリドライバを使用し、ディスプレイはFHDの1台にセッティングした。

  • Render: OpenGL
  • Mode: 1920×1080 fullscreen
  • Preset: Custom
  • Quality: Low
  • Tessellation: Disabled
Term FM2+Killer Z400
Platform Linux 4.1.12-1-MANJARO x86_64 Linux 4.2.5-1-MANJARO x86_64
CPU Model AMD A10-7870K Radeom R7, 12 Compute Cores 4C+8G (3892MHz) x4 Intel(R) Xeon(R) CPU W3565 @ 3.20GHz (3200MHz) x8
GPU Model AMD Radeon(TM) R7 Graphics (1024MB) x1 Quadro 2000 PCI Express 352.55 (1024MB) x1
FPS 22.4 26.0
Score 563 655
Min FPS 7.7 17.7
Max FPS 47.0 39.8

FM2+killerも体感よりはかなりがんばっている。
FM2+Killerはビデオ再生がひどいため、まともに動くとは思わなかったのだ。

Max FPSは大幅に逆転している。
だが、全体にはWindows Experience Indexの結果と比べて、さらにもう少し差が開いた印象ではある。

LinuxではCatalystドライバに不具合がかなり多いため、数値よりも快適性には大きな隔たりがある。

しかし、ドライバの出来と、openGLに特化したQuadroであることを考えると、もっと差が開いて然るべきだったけれど、意外とGodavariが健闘した。

結果を受けて

FM2+Killerの構成は、もともとはKaveri(A10-7700K)で、およそ19万円かかったが、これは大容量メモリと、多数のハードディスクのためだ。

例えば、TSUKUMOのAMD A10-7870K Black Edition BOX スペシャルセットが34344円(2015-11-07現在)となっている。
実際は、4GBx2 RAMであること、Mini-ITXマザーボードであることを考えれば、TSUKUMOで計算するとFM2A88X Killerが12480円、A10-7870Kが18274円、W3U1600HQ-8GC11(8GBx2)が12150円で42904円。
PCケースDefine R5が13014円、Seagate STT1000DM003が5992円、慶安 静か KT-S400FXAが6151円なので、全体では68061円になる。

高機能を狙った構成なので、もっと安く上げるのであれば、4.5万円くらいで収まる可能性もあるだろう。だが、だいたいそのあたりであり、別の見方をすればPC1台組むのに必要なコストがそれくらいであるとも言える。
A10-7870Kはミドルに迫るくらいの性能を持ってはいるが、素晴らしく快適な性能でもない。性能的には中途半端だが、コストパフォーマンスは良い、という微妙な立ち位置だ。
「下の上」である。

しかし、「微妙な割に便利」でもある。
オフィススイートななどの基本的な事務、1080p動画再生を含むインターネット体験、そこまで本格的でなければ3Dゲームだってできる。
つまり、一般的なユーザーのニーズを満たすことができるのだ。

ただし、Windowsであれば。Linuxでは、そのパフォーマンスが十分に発揮できず、実際Windowsで不足を感じないのに、Linuxでは随分ひっかかる。

加えて、「性能はいらないが機能が欲しい」というユーザーにも安価に応えられるのは大きい。例えばトリプルヘッドディスプレイや、4kディスプレイが欲しい、eSATAが欲しい、USB3が欲しい…といった要求にも、マザーボードが安いので対応に費用がかからない。
性能はともかく高機能を要求する場合には結構な価格差が出る。

一方、Z400は、秋葉原で3万円ほどで買った中古だ。

3万円というと、自作にせよ、BTOマシンにせよ、かなり困難なラインになる。非常に小さな、ラップトップと変わらないようなものなら購入できるが、本当に最低辺のPCだ。
だが、最新型を購入できてしまうために、中古ならでは、とはいいにくい。

ちなみに、Windowsを含む場合は、3万円で自作は恐らく出来ない。

Z400は、2010年のhpのエントリーワークステーションだ。
エントリーモデルとはいえミドルタワーのワークステーション。普通の人が手にするようなものではない。
安価なhp Z230SFFでも123,200円から。値段的にはそこまでもないとも取れるが、用途が特殊だ。
Z400の構成は、当時でいえば、パソコンならば最上位クラスにあたる。

PCが5年使い続けられることはない。性能の変化、規格の変化、タイミングにもよるが、どうしても5年はもたない。3年が良いところだ。

だが、要求水準が元より異なる場合はその限りではない。5年前は時代遅れのポンコツだが、それでもかたや5年前の、パソコンでいえばハイエンドに匹敵するクラス。かたや最新ながら、あくまで安価でありながら性能を確保したことが魅力であるエントリー・モデルだ。

それを比べた結果、「5年前のワークステーションのほうがやや高性能だった」という結果が出たということだ。これをどう捉えるか。

安価なマシンを求めるのであれば、秋葉原で、良い中古マシンを確保したほうが性能は高い。

これはおおよそ真だ。ただし、機能的にはどうしても劣る。タイミングによっては、旧規格を採用しているために非常に苦労する場合もある。
Z400はSATA2, USB 2.0といった旧規格であり、新規格には対応していない。小さなことだが、不便でもある。
メモリの速度は1066だ。1600が普通に使える今となっては低速で勿体無くもある。
そして、グラフィックスは4kより前の時代であり、4kに対応しておらず、トリプルヘッドにも対応していない。

こうした機能面では最新のGodavari、それも高機能マザーボードのFM2+Killerのほうが圧倒的に優れている。
もし、Windowsを普通に使うのであれば、私はFM2+Killerをメインにしていたと思う。

だが、Linuxでは随分とエクスペリエンスの差がある。
さらにいえば、AMD CPUだとオーディオエンジンが頻繁にドロップしてしまう(SONARにおいて)。
性能差というよりも、快適さが随分と違う。さすがに、王道、Intel+nVidiaという構成は強かった。

もしあなたが、何らかの理由でこのようなコンピュータを欲したとする。
もちろん、「普通にしか使わないから」といって「普通な用途に適したコンピュータ」を選ぶことはあまり勧められない。
ライフタイムが短くなるからだ。
もう少し視野を広くもったほうが良い。それに、そこそこ大きい買い物なのだし、もっと積極的に楽しんだほうがお得だ。

だが、色々理由は考えられる。
私のように急な故障で、予算はないがとりあえずまともに使えるレベルのーたが早急に必要だとか。
Windows XPマシンのリプレイスが必要だが、予算が確保できておらず、導入までの時間を遅延させたいとか。

また、業務利用の場合、要件が全く変わらず、「環境が変化しないこと」が求められる場合もある。
事務仕事や、株取引などにおいては、特に変更される必要はない。
定期的に必要にはなるが、刷新タイミング意外では毎日同じように業務を遂行できることのほうが大事だ。
この場合、特に故障などがなければ、規格が時代遅れといった問題はない。そのため、現状で使えるのであれば、そのマシンが使える限り、もしくは刷新がなされるまで使える、という考え方が可能だ。
ちなみに、DTMは環境を更新し続けるのが一般的なのでむしろ最新マシンが必要になるが、環境を変えないなら変えないでもなんとかなるものだ。

そのような場合においてどちらを選ぶべきか?

中古のほうが若干だがお得感はある。だが、新品のほうが高機能で快適である可能性がある。

もちろん、中古の場合は保証がない。新品の場合はある。
だが、5年も前のもので、しかもずっと使われてきたものであるならば中古はそうそう壊れない。機会の故障率はバスタブカーブを描くため、故障するなら普通はそれ以前に生じる。
新品であれば保証が利き、修理も依頼しやすい。

どちらが良いかは、好き好きとしか言いようがない。
そして、自作も中古も、趣味が入っていないとやっていられない。
本当の業務システムでやるようなことではない。

Aukey 防水スマートフォンポーチ PC-T6

Aukeyよりご提供頂いたモニター、今回は防水スマートフォンポーチのPC-T6だ。

防水スマートフォンポーチは、単純に密閉できる導電性ビニールの袋があれば良いため、非常に単純で、100均でもおなじみのアイテムではある。
しかし、100均のものは単一素材で、しかも折り返す構造のため、どうしても端が避けてしまう。耐久性がないのだ。
もっとも、それでも少なくとも機能はする。使用する状況が限定的であればこれで事足りる。使い心地は別だが。

AukeyのPC-T6は、そこまで高価ではなく、耐久性があれば良い買い物だろう。
フィルム部分とケース本体は別素材で、止水部分がまた別パーツとなっている。ケース本体、黒い部分はPVCっぽい素材で、耐久性は高そうに見える。もちろん、結合部分の問題なのでこれだけでは判断できないが、結構幅広く接着しているため接着強度は高いように見える。

止水パーツがあまりバチッと止まらないので、不安を感じるものだったが、あらゆる方向からかなり高い水圧でシャワーをかけつづけてみたものの、浸水は全くなかった。防水性能には問題はない。

背面部にも窓があり、これはiPhoneを想定したカメラ窓らしい。

そして、特筆すべきはストラップホールとアームバンドホールがあり、ストラップとアームバンドが付属していることだ。

アームバンドは水を吸う素材なのでサンプル写真のようにサーフィンで使うにはお勧めできない。
だが、アームバンドが通せる、ということが大きい。
通せるのであればビニールバンドに交換したっていいし、バイクに搭載しやすいのだ。

そして、この防水ケースにはコンパスがついている。
まさにバイクのためにあるようなアイテムだ。

走り慣れてくれば、走行中に見るのはコンパスとコマ地図だけでいい。
地図は降りてみればいいし、最低限コンパスは必要だ。

だが、近年は電子デバイスが多く、しかもコイルの多いバイクに搭載できるコンパスというのはなかなかない。
このコンパスは水平機能は若干だがあり、タンクの上面くらいなら使えそうだ。
精度は、さすがにサーバールームとなっている私の自室では狂ってしまうが、室外に持ちだせば正常に機能した。
スマートフォンを入れた状態でも狂いはない。

アームバンドを通すことができるようになっているため、タンクバッグにくくりつけるのは非常に容易だ。
これは、バイク用ガジェットと言ってもいいのではないか。

私は防水スマートフォンを使っているため、防水ケースを使う機会はそれほど多くない。だが、防水スマートフォンだが、特にWX11Kのほうは濡らすと悪影響が出ることが分かっている。
水場に持ち込みたい場合は、防水スマートフォンケースは非常に有用だ。

100均のものも、エマージェンシー的に持つには悪くないが、ちゃんとしたものはやっぱりいい。
バイク用アイテムとして使えるアイテムだ。