Aukey USB 3.0 4ports hub CB-H31

Aukeyテスト。

4ポートのUSB3.0ハブだ。

個人的にはUSB3.0のハブが必要な状況というのはあまり見ない。
USB3.0デバイスの多くはスピードを必要とするために、支流に分割する意味に乏しく、またそのようなデバイスは大きな電力を必要とする場合が多く、そうなるとUSB 3.0の給電能力(500mA)では到底足りないのだ。
そのため、USB3.0ハブで拡張したところで、多くの場合使用できるデバイスは制限され、HUDが通常はUSB2.0であることからもあえてUSB3.0のハブを選ぶ状況は少ないように感じる。

だが、大は小を兼ねる。
特にラップトップなどでUSBポート自体が少ない場合は、HUDのために貴重なUSB(3.0)ポートを消費してしまうことがある。
HUDを使いながらもUSBペンドライブなどの高速デバイスを接続したい場合というのは普通にあるものだ。
わざわざUSB3.0ハブを必要とする状況は少ないとしても、USB2.0かUSB3.0かと言ったらUSB3.0だろう。

そんなわけでうちには純粋なUSBハブでUSB3.0のハブはなかったのだが、登場したのがAukey 4ports USB3.0 hubのCB-H31だ。
以前、GbEポート付きのハブをテストした時に、高い質感と、ポートがオフセットしているために倒れにくいという点に注目した。
多くのUSBハブは非常にチープで、おもちゃのようなプラスチックが口をあけている。Aukeyのハブはしっかりした作りだった。

今度のUSBハブは、アルミ製で、非常に高級感がある。決して重くはないが、まるでアップル製品のような見た目だ。

だが、注目すべきは、形状だ。丸みを帯びた三角柱なのだ。

四角よりも三角のほうが安定する、ということは、知ってる人は知っているけれど、といったところだろう。
例えば脚にしても、4本よりも3本のほうが基本的には安定する。東京スカイツリーも3本の脚で組まれている。

USBのプラグは結構重い上に、そこからケーブルが伸びて引っ張られることになる。
USBハブの最もポピュラーな形状は横に出るものだが、ケーブルの自由度が上がるところまでそれなりにあるためかなりの面積をとってしまう上に、硬いケーブルを接続していると浮いてしまったりする。

一方、上挿しタイプの場合は、どうしても引っ張られると簡単にこけてしまう。Aukeyの立方体型のUSBハブは簡単にはこけないが、それでもケーブルの取り回しによっては、マウスなどで引っ張られると倒れてしまうのだ。

三角柱形状のCB-H31は、コケる要素が全くない。ケーブルのテンションの関係上、むしろ手で倒すのすら難しい。もしコケたとしてもケーブルがつっかえてもどる。完璧な形状だ。
さらに、正面に向ければポートは手前上方を向いているので抜き差しがしやすく、しかも下方には空間があるために専有空間も小さい。上だしと比べると多くシーンで無理もかからず、望ましい角度だ。

先の立方体ハブを見た時、「でもこれなら三角のほうが良いのではないか」と思った。
思ったら、Aukeyはそれを出してきた。同じように思ったのだろうか。

特徴的で素晴らしいUSBハブだ。

Aukey DS-E5 PCI Express x4 USB 3.1 Type-Cインターフェイス

Aukeyレビュー。

Aukeyにはこれまで結構な回数、色々なアイテムをご提供頂いてテストしてきたのだが、PC部品というのははじめてだ。

基本的にはモバイルバッテリーやUSBチャージャーなど、モバイルに根ざした会社というイメージがあるのだが、Aukey躍進の証、といったところだろうか。

DS-E5はPCI Express x4(x8/x16)接続のUSB3.1 Type-Cインターフェイスだ。

USB-C、まだ今のところほとんど見かけない。
速度が必要なデバイスはUSB3.0になっているが、まだUI部品などはUSB2.0のままであることを考えると、USB-Cに完全移行というのはちょっと考えにくい気がする。
USB1.1の場合は簡単なインターフェイス機器でも不十分な規格だったためにUSB2.0への移行はスムーズだった。だが、USB2.0は多くの場合十分であり、ストレージを除けばUSB3.0への移行はあまり進まなかった。
USB-Cの普及は、互換性に乏しいためにより困難だと思われる。

ただし、非互換がむしろ普及を助ける可能性もある。
USB 3.0の場合はほとんど速度的な欲求であり、機器側としては特に速度が必要でなければUSB 2.0を採用すれば価格も抑えられ、困ることもなかった。
だが、非互換となると、インターフェイスの少ない最近のラップトップはUSB-Cを採用してくる可能性がある。インターフェイスをまとめる力が最もあるのがUSB-Cだからだ。

当然に、充電のことを考えればスマホが尤も積極的にUSB-Cを採用してくるだろう。
パラレルポートをUSBがおきかえたように、「スタンダードな規格」が変更されることで一気に普及する可能性がある。

心配なのはリベルタッチのような「化石」が生き残れるのかということだが。
USB-C普及に伴って消えるアイテムは多そうだ。

そんなUSB-Cだが、現在では非常にエッジだ。USB3.0デバイスですら私の手元にあまりない状態なので、まだUSB-Cネイティブなデバイスはない。
Nexus5Xを購入していたらUSB-Cになっていたが。
現時点で一般の人がPCにUSB-Cを増設してでも求める機運にはないだろう。

USB-C、どっち向きでも挿せることがメリットらしいのだが、実際のところかなり良くなった。
最初からこうだったらよかったのにという気持ちは強い。
しかし、当面は大量の変換アダプタに埋もれる日々を過ごす必要があるだろう。USB-Aオスではなく、USB-Aメスのアダプタが必要だ。

だが、あって損はない。
今回私が取り付けたのは、USBポートの数が14もあり、うち6つがUSB3.0を備える最新のFM2+Killer(Godavari)ではなく、USB 3.0すらなく、USBポートも8と少ないZ400のほうだ。

性能的にわずかに優れること、AMDよりもnVidiaドライバーのほうが優れていることからZ400のほうがメインマシンとなっているが、USB3.0がないことによる影響は若干ある。
USB3.0フラッシュメモリに対する読み書きが低速というのもあるが、「USB GbEアダプタが完全な速度で動作しない」のだ。
また、多ディスクタイプのUSB HDDケースを使用する場合も、インターフェイスがUSB 2.0だとボトルネックになる可能性がある。既にクラスタストレージを組んでいて、サーバーで部屋のブレーカーを落とした私としては、ストレージ増強はケースを使うほうが確実だ。

USB 3.0ポートを増設しても構わないのだが、今ならUSB-Cだろう。変換アダプタは必要になるが、今後の変化にも対応しやすい。

DS-E5はASmedia ASM1142チップを搭載したPCI Express x4接続のUSB-Cボードだ。
ASM1142というと、ASUS Z97-PROも搭載している信頼のチップで、類似品としては玄人志向のUSB3.1A-P2-PCIE2がある。
USB3.1A-P2-PCIE2は直販では3800円とDS-E5と似たような値段だが、実売だと2600円くらいからで、4000円ほどするDS-E5とはちょっと差がある。

のだが、ここは玄人志向だし、保証が12ヶ月。Aukeyは18ヶ月。この差は大きい。
あと、USB3.1A-P2-PCIE2はUSB 3.1Aなので、Type-Cコネクタを採用するDS-E5とはちょっと趣が違う。

Amazonのレビューでは端子に差さなくていいと言ったのだが、多分ハイパワー充電したい場合は電源を挿してやる必要がある。
Z400では取り回しが結構きつかったのと、特に充電に使う予定はなかったため電源はささなかったが、それでもちゃんと動作した。

Linuxでの動作を保証するデバイスなんていうのは非常に珍しい。実際、ちゃんと動作する。

$ lspci -v
...
1c:00.0 USB controller: ASMedia Technology Inc. ASM1142 USB 3.1 Host Controller (prog-if 30 [XHCI])
		Subsystem: ASMedia Technology Inc. ASM1142 USB 3.1 Host Controller
		Physical Slot: 3
		Flags: bus master, fast devsel, latency 0
		Memory at f4000000 (64-bit, non-prefetchable) [size=32K]
		Capabilities: <access denied>
		Kernel driver in use: xhci_hcd
		Kernel modules: xhci_pci

PCI Express x4に挿したらOKの簡単設計。ドライバも大抵のカーネルでは組み込みになっているのではないか。
Linuxフレンドリーな製品は大好きだ。

まだ選択肢は多くないUSB-Cインターフェイス。
PCパーツ屋というのは、日本で買えるというのは結構限られていて、代理店なんて数えるほどしかない。
もっと色々おもしろいパーツが出てきてもいいのにと思うし、そこにAukeyという選択肢が出てくるのは非常におもしろいと思う。Aukeyの場合直販だから、「どこから買うか」という意味でも新しい選択肢になる。

これを必要とする人は少ないだろう。だが、PCパーツにAukeyという選択肢、なかなか魅力的だ。

Aukey SK-M8 Bluetoothスピーカー

Aukeyサンプルレビュー。

以前ご提供いただいたスピーカーはマイクが動作しない、接続が安定しないなどの問題があったのだが、それは改善され、きちんと通話できるようになっていた。

この手のスピーカーとしてはかなり大きいのだが、その分出力が大きく、かなり大きな音が出る。
サウンド的にも、ラップトップのスピーカーでなじみのある、軽い、ローファイな音ではなく、結構ハイファイな音が出る。
それでいながら16時間も再生できるとはすごい。バッテリーもかなりでかいのを積んでいるが。

私は、これの風呂持ち込みがしたかった。
IPX4だと、シャワーならいけるかもしれないが、さすがにお湯で、さらに切件もかかってしまうとかなり危険なので難しい。
スチールラックのような棚があればいけると思うのだが。

とはいえ、スマホほど壊れた時が厄介ではないので、壊れた時はこわれた時と考えられるならそういう使い方もありかもしれない。

Aukey microUSBケーブル CB-D5 / CB-D17

少し久しぶりのAukeyケーブル。

5本セットと6本セットの両方をいただいた。両方テストはしたが、3mケーブルの有無の差だろう。

USBケーブルのレビューは結構難しい。
高品質ケーブルは差がものすごく小さなところになるため、伝わりにくいし説明も難しい。
ただ、高品質ケーブルと100均ケーブルの差は大きく、細々な差は結構大きいものになったりする。

だが、今回は比較元がVolutzケーブルだったので楽だった。
Volutzケーブルは、ナイロン被覆で取り回しがよく、非常におしゃれな一方、高価だ。
Aukeyのケーブルはシンプルなもので、驚くべき安価だ。

プラグ根本の部分が、Volutzが大きく、持ちやすい形状なのに対して、
Aukeyはつまみにくいが非常にコンパクト。
Aukeyには30cmという非常に短いケーブルがあることと併せて明確な違いがある。

そして、AukeyのチャージャーでVolutzケーブルがうまく動作しなかったという問題があったため、Aukeyチャージャーで性能を発揮するAukeyケーブルの存在は嬉しい。

USBチャージというのは本当に難しくて、デバイスが受け入れる容量、給電器が出す容量、
ケーブルの容量、端子の短絡、本当に色々ある。
だが、最近はインテリジェントな電流コントロールが可能なシステム、フル速度充電もデータ通信も可能なケーブルが揃い、しかも安価なので嬉しい。

ケーブルをわざわざこだわって買う人は少ないと思うが、100均ケーブルとは品質がまるで違う。1本あたりにすると200円ほど。今の必需アイテムだ。

Amazonでのレビュー

Aukey CB-H15のテストとRealtek RTL8152/8153 Bawsed USB Ethernet Adaptorsバグ

この手のアイテムといえば

Aukeyからご提供いただいたUSB3.0ハブ兼GbEアダプタのCB-H15のテストと、Live with Linuxのネタのセットになる。

この手のデバイスは、あまり有名ではない。だが、重要性はましており、アイテムとしては増えている。
最近のラップトップはEthernetポートがついていないものが増えている。消費電力が大きく、高さもあるポートを嫌うのはわからないではないが、wLANが好きでない人は結構いるのではないか。

減ってしまったUSBポートを補い、Ethernetポートを復活させる、欠かせないアイテムが、このUSBハブ兼Ethernetアダプタだ。

また、PCルーターを使用する人にとっても欠かせないアイテムでもある。
消費電力が少なく騒音の小さいラップトップを使用する場合はUSBタイプでなければ難しいし、小型のサーバーを使う場合でもPCIeでの接続は結構難しい場合がある。
安定して確実に使えるのが、USBイーサネットアダプタである。USBハブを兼用している必要はないのだが、兼用しているものならば汎用性が高い。

実際に、USB2.0接続の100baseなアダプタを既に2つ持っている。
インターネットの速度的に、ルーティング先がインターネットにつながるのであれば100baseでも問題ないのだが、LANのルーターとしては不十分である。
USB3.0でGbEが使えるようになったのだから、それが利用可能であれば使いたいものだ。
ちなみに、その100baseなアダプタを2つも持っているのは、セルフパワーでも動作するという点を買ってのこと。

まだUSB3.0を使えるのが、バックアップ系になっているFM2+Killerしかないため、今のところはUSB3.0 GbEアダプタを導入してはいないが、この先導入する予定だったし、結構Amazonで探したりもしていた。

日本だとメジャーどころが多いが、中国だと結構あるらしい。
コストと品質を考えれば、やはり中国や台湾の当たりデバイスをひきたい…と考えるのは、まぁ好き者の性なのか。
TODOに入っている状態で見た限りでは、そんな感じだ。

そこにご提供いただけたため、渡りに船状態。
しっかりとテストしていく。

Linux上でのRealtek RTL8152/8153 Bawsed USB Ethernet Adaptorsのバグ

当然ながらLinux環境でのテストになる。
Manjaro Linux(4.1.15-1-MANJARO)で使用すると、一発認識される…のだが、「ケーブルが接続されていません」となる。

試していくと、リンクが100Mbpsならばケーブル接続を認めるのだが、1000MbpsだとNot Readyになってしまう。

上手くいかなくて調べたところ、バグらしい。

こういう問題なら、多分Ubuntuでも同様だと思う。
ここでUbuntu forumでなくArch forumが出てくるところに両者の差が…

ともかく、TLPのUSB BLACKLISTとして0bda:8152を登録する。
手順としては/etc/default/tlp

USB_BLACKLIST="0bda:8152"

のように記述する。

品質テスト

筐体

サイズは大きいが、軽い。
10.1や12.1のラップトップと組み合わせて放り込むには大きい。15.1のラップトップならバッグに入る。

プラスチックで安っぽいボディではあるが、それほど気にならない。

注目すべき点として、USBポートは横向きのタイプで、かつオフセットされている。
そして、オフセットされたポート側は角が角、反対側は丸められている。
恐らくは、壁につけて設置することを想定しているのだろう。このために、USBデバイスを挿してもひっぱられてハブが倒れてしまいにくい。

個別にLEDランプがあるのも嬉しい。携行よりは常設向きか。15.1くらいのラップトップを家で常用している人にベストか。

速度

iperf3で計測。

$ iperf3 -c mint.local
Connecting to host mint.local, port 5201
[  4] local 2001:c90:8481:3759:f21e:34ff:fe1f:a542 port 55861 connected to 2001:c90:8481:3759:3ed9:2bff:fe50:efed port 5201
[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr  Cwnd
[  4]   0.00-1.00   sec  97.1 MBytes   815 Mbits/sec    0    273 KBytes       
[  4]   1.00-2.00   sec  95.7 MBytes   803 Mbits/sec    0    287 KBytes       
[  4]   2.00-3.00   sec  96.3 MBytes   808 Mbits/sec    0    305 KBytes       
[  4]   3.00-4.00   sec  96.5 MBytes   810 Mbits/sec    0    326 KBytes       
[  4]   4.00-5.00   sec  96.4 MBytes   808 Mbits/sec    0    343 KBytes       
[  4]   5.00-6.00   sec  96.5 MBytes   809 Mbits/sec    0    382 KBytes       
[  4]   6.00-7.00   sec  95.9 MBytes   805 Mbits/sec    0    404 KBytes       
[  4]   7.00-8.00   sec  95.9 MBytes   804 Mbits/sec    0    425 KBytes       
[  4]   8.00-9.00   sec  96.1 MBytes   806 Mbits/sec    0    448 KBytes       
[  4]   9.00-10.00  sec  97.5 MBytes   818 Mbits/sec    0    558 KBytes       
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr
[  4]   0.00-10.00  sec   964 MBytes   809 Mbits/sec    0             sender
[  4]   0.00-10.00  sec   961 MBytes   806 Mbits/sec                  receiver

iperf Done.

809Mbps/806Mbps。
800Mbpsを越えているので及第点だろう。

うちならば、

  • WAN/インターネット->OK
  • サイト間インターネット->OK
  • サイト内ネットワーク(AoE)->NG

といったところで、AoEや業務ルーターなど高いスループットや信頼性がが要求されるシーンでは使えないが、インターネットでボトルネックになることはまず考えられないし、AoEやdistccなどの高スループットが要求される用途で使われない異サイト間を接続するルーターへの接続なら(家庭用途では)問題ないだろう。

USBアダプターであることを考えれば(まして、USBハブと兼用)不満のない性能だ。

ちなみに、オンボードのQualcomm Atheros Killer E20x Gigabit Ethernet Controller

$ iperf3 -c mint.local
Connecting to host mint.local, port 5201
[  4] local 2001:c90:8481:3759:be5f:f4ff:fefb:bb5 port 52309 connected to 2001:c90:8481:3759:3ed9:2bff:fe50:efed port 5201
[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr  Cwnd
[  4]   0.00-1.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0   97.6 KBytes       
[  4]   1.00-2.00   sec   110 MBytes   920 Mbits/sec    4    180 KBytes       
[  4]   2.00-3.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    190 KBytes       
[  4]   3.00-4.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    206 KBytes       
[  4]   4.00-5.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    208 KBytes       
[  4]   5.00-6.00   sec   110 MBytes   920 Mbits/sec    0    212 KBytes       
[  4]   6.00-7.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    212 KBytes       
[  4]   7.00-8.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    212 KBytes       
[  4]   8.00-9.00   sec   110 MBytes   920 Mbits/sec    0    220 KBytes       
[  4]   9.00-10.00  sec   110 MBytes   920 Mbits/sec    0    240 KBytes       
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr
[  4]   0.00-10.00  sec  1.07 GBytes   919 Mbits/sec    4             sender
[  4]   0.00-10.00  sec  1.07 GBytes   919 Mbits/sec                  receiver

iperf Done.

さすがに速い。Killerイーサネットは遅いと言われているが、かなり速い。
PCIeのほうが安定して速い、ということなんだろう。

このような信頼性や速度を求めるのであれば、そもそもUSBでやらないだろう。

製品評価

最初に述べたように、この手のアイテムはラップトップユーザーなら必携だ。

持ち歩きにはそれほど向いていない。大きいためだ。だが、大きな(余裕のある)バッグを常用する人であれば、軽量であるため携行は苦にならないだろう。
要は軽量であるためでなく小さいためにモバイルラップトップを使う人なら携行には向かず、そうでなければ携行用にもなる。
少なくとも、スーツケースを使うような出張においては携行するのに苦もないだろう。

USB3.0の3口ハブとの組み合わせで、ラップトップなど端子が限られている中では現状ベストなアイテムだと思う。
USB3.0ハブとして使用する場合はそちらに帯域が取られることになり、LANはフルスピードが出ない。その意味で、純粋なEthernetアダプターというよりは、インターフェイス拡張という考え方が適当だろう。
その意味で、USB3.0 1ポートとUSB3.0の3口ハブとGbEという拡張は「マスト」なのだ。

私はThinkpad e440をEthernetポートありきで選んでいるし、Pavilion x2-10を自宅で使うことは滅多にないので、基本的にラップトップでこのようなインターフェイス拡張を行うことがない(泊まりがけの作業などにおいてはe440を持ち出す)のだが、もしそうではない、Ethernetポートのないラップトップを使っていたとしたら、ましてデスクトップなしにメイン機として使っていたとしたなら、なくてはならなかっただろう。
言ってみれば、ThinkPadのドックステーションのようなものだと言っていい。もちろん、携行はずっと容易だ。

アイテムとしての価値はそうとして、ものはどうか。

まず、LANチップは評価は色々あれど、信頼性の高い、一般的なチップであることはLinuxerとしては非常に嬉しい。
私が使っている100baseのハブは、ドライバがちょっとbuggyで、CentOS6だと使えないなどの問題があった。
結局、ドライバに関係するバグ(udevに関するバグだが)によってこれはこれでワークアラウンドが必要になったが、情報が多く解決は比較的簡単だった。
これは結構重要なのだ。

もちろん、USB3.0ハブとしての機能は申し分ない。
USB3.0を増やさなければならないケースはあまり多くはないと思うが、ラップトップの端子数が2以下であるならば、キーボードやマウスを接続すると同時にフラッシュドライブを使用するようなケースは珍しくはないだろう。

片面の角が角、もう片面は丸となっていることについては、なかなか心憎い発想だとは思うが、実際に活用する場面は限られそうだ。だが、実際に壁につけて使用する場合は収まりもよいはずだ。

そして、USBポートがオフセットされているのは、実際にそのためにハブがこけないようになっている。これは、大きな魅力であり、選択時に比べるポイントの少ないこのようなアイテムにおいて選択する理由に十分なりうるだろう。

デザインも良い。

総合的に見れば、特にコンパクトさを重視しないのであればとても良い製品だ。
linuxer目線でいえば、あまりこうしたアイテムで使われているチップが判別していて、動作報告があるものというのがないため、この情報だけでも十分使う価値はある。
正直、800Mbpsは厳しいだろうと思っていたのでかなり嬉しかった。