Aukey USB 3.0 4ports hub CB-H31

Aukeyテスト。

4ポートのUSB3.0ハブだ。

個人的にはUSB3.0のハブが必要な状況というのはあまり見ない。
USB3.0デバイスの多くはスピードを必要とするために、支流に分割する意味に乏しく、またそのようなデバイスは大きな電力を必要とする場合が多く、そうなるとUSB 3.0の給電能力(500mA)では到底足りないのだ。
そのため、USB3.0ハブで拡張したところで、多くの場合使用できるデバイスは制限され、HUDが通常はUSB2.0であることからもあえてUSB3.0のハブを選ぶ状況は少ないように感じる。

だが、大は小を兼ねる。
特にラップトップなどでUSBポート自体が少ない場合は、HUDのために貴重なUSB(3.0)ポートを消費してしまうことがある。
HUDを使いながらもUSBペンドライブなどの高速デバイスを接続したい場合というのは普通にあるものだ。
わざわざUSB3.0ハブを必要とする状況は少ないとしても、USB2.0かUSB3.0かと言ったらUSB3.0だろう。

そんなわけでうちには純粋なUSBハブでUSB3.0のハブはなかったのだが、登場したのがAukey 4ports USB3.0 hubのCB-H31だ。
以前、GbEポート付きのハブをテストした時に、高い質感と、ポートがオフセットしているために倒れにくいという点に注目した。
多くのUSBハブは非常にチープで、おもちゃのようなプラスチックが口をあけている。Aukeyのハブはしっかりした作りだった。

今度のUSBハブは、アルミ製で、非常に高級感がある。決して重くはないが、まるでアップル製品のような見た目だ。

だが、注目すべきは、形状だ。丸みを帯びた三角柱なのだ。

四角よりも三角のほうが安定する、ということは、知ってる人は知っているけれど、といったところだろう。
例えば脚にしても、4本よりも3本のほうが基本的には安定する。東京スカイツリーも3本の脚で組まれている。

USBのプラグは結構重い上に、そこからケーブルが伸びて引っ張られることになる。
USBハブの最もポピュラーな形状は横に出るものだが、ケーブルの自由度が上がるところまでそれなりにあるためかなりの面積をとってしまう上に、硬いケーブルを接続していると浮いてしまったりする。

一方、上挿しタイプの場合は、どうしても引っ張られると簡単にこけてしまう。Aukeyの立方体型のUSBハブは簡単にはこけないが、それでもケーブルの取り回しによっては、マウスなどで引っ張られると倒れてしまうのだ。

三角柱形状のCB-H31は、コケる要素が全くない。ケーブルのテンションの関係上、むしろ手で倒すのすら難しい。もしコケたとしてもケーブルがつっかえてもどる。完璧な形状だ。
さらに、正面に向ければポートは手前上方を向いているので抜き差しがしやすく、しかも下方には空間があるために専有空間も小さい。上だしと比べると多くシーンで無理もかからず、望ましい角度だ。

先の立方体ハブを見た時、「でもこれなら三角のほうが良いのではないか」と思った。
思ったら、Aukeyはそれを出してきた。同じように思ったのだろうか。

特徴的で素晴らしいUSBハブだ。

Aukey DS-E5 PCI Express x4 USB 3.1 Type-Cインターフェイス

Aukeyレビュー。

Aukeyにはこれまで結構な回数、色々なアイテムをご提供頂いてテストしてきたのだが、PC部品というのははじめてだ。

基本的にはモバイルバッテリーやUSBチャージャーなど、モバイルに根ざした会社というイメージがあるのだが、Aukey躍進の証、といったところだろうか。

DS-E5はPCI Express x4(x8/x16)接続のUSB3.1 Type-Cインターフェイスだ。

USB-C、まだ今のところほとんど見かけない。
速度が必要なデバイスはUSB3.0になっているが、まだUI部品などはUSB2.0のままであることを考えると、USB-Cに完全移行というのはちょっと考えにくい気がする。
USB1.1の場合は簡単なインターフェイス機器でも不十分な規格だったためにUSB2.0への移行はスムーズだった。だが、USB2.0は多くの場合十分であり、ストレージを除けばUSB3.0への移行はあまり進まなかった。
USB-Cの普及は、互換性に乏しいためにより困難だと思われる。

ただし、非互換がむしろ普及を助ける可能性もある。
USB 3.0の場合はほとんど速度的な欲求であり、機器側としては特に速度が必要でなければUSB 2.0を採用すれば価格も抑えられ、困ることもなかった。
だが、非互換となると、インターフェイスの少ない最近のラップトップはUSB-Cを採用してくる可能性がある。インターフェイスをまとめる力が最もあるのがUSB-Cだからだ。

当然に、充電のことを考えればスマホが尤も積極的にUSB-Cを採用してくるだろう。
パラレルポートをUSBがおきかえたように、「スタンダードな規格」が変更されることで一気に普及する可能性がある。

心配なのはリベルタッチのような「化石」が生き残れるのかということだが。
USB-C普及に伴って消えるアイテムは多そうだ。

そんなUSB-Cだが、現在では非常にエッジだ。USB3.0デバイスですら私の手元にあまりない状態なので、まだUSB-Cネイティブなデバイスはない。
Nexus5Xを購入していたらUSB-Cになっていたが。
現時点で一般の人がPCにUSB-Cを増設してでも求める機運にはないだろう。

USB-C、どっち向きでも挿せることがメリットらしいのだが、実際のところかなり良くなった。
最初からこうだったらよかったのにという気持ちは強い。
しかし、当面は大量の変換アダプタに埋もれる日々を過ごす必要があるだろう。USB-Aオスではなく、USB-Aメスのアダプタが必要だ。

だが、あって損はない。
今回私が取り付けたのは、USBポートの数が14もあり、うち6つがUSB3.0を備える最新のFM2+Killer(Godavari)ではなく、USB 3.0すらなく、USBポートも8と少ないZ400のほうだ。

性能的にわずかに優れること、AMDよりもnVidiaドライバーのほうが優れていることからZ400のほうがメインマシンとなっているが、USB3.0がないことによる影響は若干ある。
USB3.0フラッシュメモリに対する読み書きが低速というのもあるが、「USB GbEアダプタが完全な速度で動作しない」のだ。
また、多ディスクタイプのUSB HDDケースを使用する場合も、インターフェイスがUSB 2.0だとボトルネックになる可能性がある。既にクラスタストレージを組んでいて、サーバーで部屋のブレーカーを落とした私としては、ストレージ増強はケースを使うほうが確実だ。

USB 3.0ポートを増設しても構わないのだが、今ならUSB-Cだろう。変換アダプタは必要になるが、今後の変化にも対応しやすい。

DS-E5はASmedia ASM1142チップを搭載したPCI Express x4接続のUSB-Cボードだ。
ASM1142というと、ASUS Z97-PROも搭載している信頼のチップで、類似品としては玄人志向のUSB3.1A-P2-PCIE2がある。
USB3.1A-P2-PCIE2は直販では3800円とDS-E5と似たような値段だが、実売だと2600円くらいからで、4000円ほどするDS-E5とはちょっと差がある。

のだが、ここは玄人志向だし、保証が12ヶ月。Aukeyは18ヶ月。この差は大きい。
あと、USB3.1A-P2-PCIE2はUSB 3.1Aなので、Type-Cコネクタを採用するDS-E5とはちょっと趣が違う。

Amazonのレビューでは端子に差さなくていいと言ったのだが、多分ハイパワー充電したい場合は電源を挿してやる必要がある。
Z400では取り回しが結構きつかったのと、特に充電に使う予定はなかったため電源はささなかったが、それでもちゃんと動作した。

Linuxでの動作を保証するデバイスなんていうのは非常に珍しい。実際、ちゃんと動作する。

$ lspci -v
...
1c:00.0 USB controller: ASMedia Technology Inc. ASM1142 USB 3.1 Host Controller (prog-if 30 [XHCI])
		Subsystem: ASMedia Technology Inc. ASM1142 USB 3.1 Host Controller
		Physical Slot: 3
		Flags: bus master, fast devsel, latency 0
		Memory at f4000000 (64-bit, non-prefetchable) [size=32K]
		Capabilities: <access denied>
		Kernel driver in use: xhci_hcd
		Kernel modules: xhci_pci

PCI Express x4に挿したらOKの簡単設計。ドライバも大抵のカーネルでは組み込みになっているのではないか。
Linuxフレンドリーな製品は大好きだ。

まだ選択肢は多くないUSB-Cインターフェイス。
PCパーツ屋というのは、日本で買えるというのは結構限られていて、代理店なんて数えるほどしかない。
もっと色々おもしろいパーツが出てきてもいいのにと思うし、そこにAukeyという選択肢が出てくるのは非常におもしろいと思う。Aukeyの場合直販だから、「どこから買うか」という意味でも新しい選択肢になる。

これを必要とする人は少ないだろう。だが、PCパーツにAukeyという選択肢、なかなか魅力的だ。

Aukey SK-M8 Bluetoothスピーカー

Aukeyサンプルレビュー。

以前ご提供いただいたスピーカーはマイクが動作しない、接続が安定しないなどの問題があったのだが、それは改善され、きちんと通話できるようになっていた。

この手のスピーカーとしてはかなり大きいのだが、その分出力が大きく、かなり大きな音が出る。
サウンド的にも、ラップトップのスピーカーでなじみのある、軽い、ローファイな音ではなく、結構ハイファイな音が出る。
それでいながら16時間も再生できるとはすごい。バッテリーもかなりでかいのを積んでいるが。

私は、これの風呂持ち込みがしたかった。
IPX4だと、シャワーならいけるかもしれないが、さすがにお湯で、さらに切件もかかってしまうとかなり危険なので難しい。
スチールラックのような棚があればいけると思うのだが。

とはいえ、スマホほど壊れた時が厄介ではないので、壊れた時はこわれた時と考えられるならそういう使い方もありかもしれない。

Aukey microUSBケーブル CB-D5 / CB-D17

少し久しぶりのAukeyケーブル。

5本セットと6本セットの両方をいただいた。両方テストはしたが、3mケーブルの有無の差だろう。

USBケーブルのレビューは結構難しい。
高品質ケーブルは差がものすごく小さなところになるため、伝わりにくいし説明も難しい。
ただ、高品質ケーブルと100均ケーブルの差は大きく、細々な差は結構大きいものになったりする。

だが、今回は比較元がVolutzケーブルだったので楽だった。
Volutzケーブルは、ナイロン被覆で取り回しがよく、非常におしゃれな一方、高価だ。
Aukeyのケーブルはシンプルなもので、驚くべき安価だ。

プラグ根本の部分が、Volutzが大きく、持ちやすい形状なのに対して、
Aukeyはつまみにくいが非常にコンパクト。
Aukeyには30cmという非常に短いケーブルがあることと併せて明確な違いがある。

そして、AukeyのチャージャーでVolutzケーブルがうまく動作しなかったという問題があったため、Aukeyチャージャーで性能を発揮するAukeyケーブルの存在は嬉しい。

USBチャージというのは本当に難しくて、デバイスが受け入れる容量、給電器が出す容量、
ケーブルの容量、端子の短絡、本当に色々ある。
だが、最近はインテリジェントな電流コントロールが可能なシステム、フル速度充電もデータ通信も可能なケーブルが揃い、しかも安価なので嬉しい。

ケーブルをわざわざこだわって買う人は少ないと思うが、100均ケーブルとは品質がまるで違う。1本あたりにすると200円ほど。今の必需アイテムだ。

Amazonでのレビュー

Aukey CB-H15のテストとRealtek RTL8152/8153 Bawsed USB Ethernet Adaptorsバグ

この手のアイテムといえば

Aukeyからご提供いただいたUSB3.0ハブ兼GbEアダプタのCB-H15のテストと、Live with Linuxのネタのセットになる。

この手のデバイスは、あまり有名ではない。だが、重要性はましており、アイテムとしては増えている。
最近のラップトップはEthernetポートがついていないものが増えている。消費電力が大きく、高さもあるポートを嫌うのはわからないではないが、wLANが好きでない人は結構いるのではないか。

減ってしまったUSBポートを補い、Ethernetポートを復活させる、欠かせないアイテムが、このUSBハブ兼Ethernetアダプタだ。

また、PCルーターを使用する人にとっても欠かせないアイテムでもある。
消費電力が少なく騒音の小さいラップトップを使用する場合はUSBタイプでなければ難しいし、小型のサーバーを使う場合でもPCIeでの接続は結構難しい場合がある。
安定して確実に使えるのが、USBイーサネットアダプタである。USBハブを兼用している必要はないのだが、兼用しているものならば汎用性が高い。

実際に、USB2.0接続の100baseなアダプタを既に2つ持っている。
インターネットの速度的に、ルーティング先がインターネットにつながるのであれば100baseでも問題ないのだが、LANのルーターとしては不十分である。
USB3.0でGbEが使えるようになったのだから、それが利用可能であれば使いたいものだ。
ちなみに、その100baseなアダプタを2つも持っているのは、セルフパワーでも動作するという点を買ってのこと。

まだUSB3.0を使えるのが、バックアップ系になっているFM2+Killerしかないため、今のところはUSB3.0 GbEアダプタを導入してはいないが、この先導入する予定だったし、結構Amazonで探したりもしていた。

日本だとメジャーどころが多いが、中国だと結構あるらしい。
コストと品質を考えれば、やはり中国や台湾の当たりデバイスをひきたい…と考えるのは、まぁ好き者の性なのか。
TODOに入っている状態で見た限りでは、そんな感じだ。

そこにご提供いただけたため、渡りに船状態。
しっかりとテストしていく。

Linux上でのRealtek RTL8152/8153 Bawsed USB Ethernet Adaptorsのバグ

当然ながらLinux環境でのテストになる。
Manjaro Linux(4.1.15-1-MANJARO)で使用すると、一発認識される…のだが、「ケーブルが接続されていません」となる。

試していくと、リンクが100Mbpsならばケーブル接続を認めるのだが、1000MbpsだとNot Readyになってしまう。

上手くいかなくて調べたところ、バグらしい。

こういう問題なら、多分Ubuntuでも同様だと思う。
ここでUbuntu forumでなくArch forumが出てくるところに両者の差が…

ともかく、TLPのUSB BLACKLISTとして0bda:8152を登録する。
手順としては/etc/default/tlp

USB_BLACKLIST="0bda:8152"

のように記述する。

品質テスト

筐体

サイズは大きいが、軽い。
10.1や12.1のラップトップと組み合わせて放り込むには大きい。15.1のラップトップならバッグに入る。

プラスチックで安っぽいボディではあるが、それほど気にならない。

注目すべき点として、USBポートは横向きのタイプで、かつオフセットされている。
そして、オフセットされたポート側は角が角、反対側は丸められている。
恐らくは、壁につけて設置することを想定しているのだろう。このために、USBデバイスを挿してもひっぱられてハブが倒れてしまいにくい。

個別にLEDランプがあるのも嬉しい。携行よりは常設向きか。15.1くらいのラップトップを家で常用している人にベストか。

速度

iperf3で計測。

$ iperf3 -c mint.local
Connecting to host mint.local, port 5201
[  4] local 2001:c90:8481:3759:f21e:34ff:fe1f:a542 port 55861 connected to 2001:c90:8481:3759:3ed9:2bff:fe50:efed port 5201
[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr  Cwnd
[  4]   0.00-1.00   sec  97.1 MBytes   815 Mbits/sec    0    273 KBytes       
[  4]   1.00-2.00   sec  95.7 MBytes   803 Mbits/sec    0    287 KBytes       
[  4]   2.00-3.00   sec  96.3 MBytes   808 Mbits/sec    0    305 KBytes       
[  4]   3.00-4.00   sec  96.5 MBytes   810 Mbits/sec    0    326 KBytes       
[  4]   4.00-5.00   sec  96.4 MBytes   808 Mbits/sec    0    343 KBytes       
[  4]   5.00-6.00   sec  96.5 MBytes   809 Mbits/sec    0    382 KBytes       
[  4]   6.00-7.00   sec  95.9 MBytes   805 Mbits/sec    0    404 KBytes       
[  4]   7.00-8.00   sec  95.9 MBytes   804 Mbits/sec    0    425 KBytes       
[  4]   8.00-9.00   sec  96.1 MBytes   806 Mbits/sec    0    448 KBytes       
[  4]   9.00-10.00  sec  97.5 MBytes   818 Mbits/sec    0    558 KBytes       
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr
[  4]   0.00-10.00  sec   964 MBytes   809 Mbits/sec    0             sender
[  4]   0.00-10.00  sec   961 MBytes   806 Mbits/sec                  receiver

iperf Done.

809Mbps/806Mbps。
800Mbpsを越えているので及第点だろう。

うちならば、

  • WAN/インターネット->OK
  • サイト間インターネット->OK
  • サイト内ネットワーク(AoE)->NG

といったところで、AoEや業務ルーターなど高いスループットや信頼性がが要求されるシーンでは使えないが、インターネットでボトルネックになることはまず考えられないし、AoEやdistccなどの高スループットが要求される用途で使われない異サイト間を接続するルーターへの接続なら(家庭用途では)問題ないだろう。

USBアダプターであることを考えれば(まして、USBハブと兼用)不満のない性能だ。

ちなみに、オンボードのQualcomm Atheros Killer E20x Gigabit Ethernet Controller

$ iperf3 -c mint.local
Connecting to host mint.local, port 5201
[  4] local 2001:c90:8481:3759:be5f:f4ff:fefb:bb5 port 52309 connected to 2001:c90:8481:3759:3ed9:2bff:fe50:efed port 5201
[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr  Cwnd
[  4]   0.00-1.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0   97.6 KBytes       
[  4]   1.00-2.00   sec   110 MBytes   920 Mbits/sec    4    180 KBytes       
[  4]   2.00-3.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    190 KBytes       
[  4]   3.00-4.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    206 KBytes       
[  4]   4.00-5.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    208 KBytes       
[  4]   5.00-6.00   sec   110 MBytes   920 Mbits/sec    0    212 KBytes       
[  4]   6.00-7.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    212 KBytes       
[  4]   7.00-8.00   sec   110 MBytes   919 Mbits/sec    0    212 KBytes       
[  4]   8.00-9.00   sec   110 MBytes   920 Mbits/sec    0    220 KBytes       
[  4]   9.00-10.00  sec   110 MBytes   920 Mbits/sec    0    240 KBytes       
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr
[  4]   0.00-10.00  sec  1.07 GBytes   919 Mbits/sec    4             sender
[  4]   0.00-10.00  sec  1.07 GBytes   919 Mbits/sec                  receiver

iperf Done.

さすがに速い。Killerイーサネットは遅いと言われているが、かなり速い。
PCIeのほうが安定して速い、ということなんだろう。

このような信頼性や速度を求めるのであれば、そもそもUSBでやらないだろう。

製品評価

最初に述べたように、この手のアイテムはラップトップユーザーなら必携だ。

持ち歩きにはそれほど向いていない。大きいためだ。だが、大きな(余裕のある)バッグを常用する人であれば、軽量であるため携行は苦にならないだろう。
要は軽量であるためでなく小さいためにモバイルラップトップを使う人なら携行には向かず、そうでなければ携行用にもなる。
少なくとも、スーツケースを使うような出張においては携行するのに苦もないだろう。

USB3.0の3口ハブとの組み合わせで、ラップトップなど端子が限られている中では現状ベストなアイテムだと思う。
USB3.0ハブとして使用する場合はそちらに帯域が取られることになり、LANはフルスピードが出ない。その意味で、純粋なEthernetアダプターというよりは、インターフェイス拡張という考え方が適当だろう。
その意味で、USB3.0 1ポートとUSB3.0の3口ハブとGbEという拡張は「マスト」なのだ。

私はThinkpad e440をEthernetポートありきで選んでいるし、Pavilion x2-10を自宅で使うことは滅多にないので、基本的にラップトップでこのようなインターフェイス拡張を行うことがない(泊まりがけの作業などにおいてはe440を持ち出す)のだが、もしそうではない、Ethernetポートのないラップトップを使っていたとしたら、ましてデスクトップなしにメイン機として使っていたとしたなら、なくてはならなかっただろう。
言ってみれば、ThinkPadのドックステーションのようなものだと言っていい。もちろん、携行はずっと容易だ。

アイテムとしての価値はそうとして、ものはどうか。

まず、LANチップは評価は色々あれど、信頼性の高い、一般的なチップであることはLinuxerとしては非常に嬉しい。
私が使っている100baseのハブは、ドライバがちょっとbuggyで、CentOS6だと使えないなどの問題があった。
結局、ドライバに関係するバグ(udevに関するバグだが)によってこれはこれでワークアラウンドが必要になったが、情報が多く解決は比較的簡単だった。
これは結構重要なのだ。

もちろん、USB3.0ハブとしての機能は申し分ない。
USB3.0を増やさなければならないケースはあまり多くはないと思うが、ラップトップの端子数が2以下であるならば、キーボードやマウスを接続すると同時にフラッシュドライブを使用するようなケースは珍しくはないだろう。

片面の角が角、もう片面は丸となっていることについては、なかなか心憎い発想だとは思うが、実際に活用する場面は限られそうだ。だが、実際に壁につけて使用する場合は収まりもよいはずだ。

そして、USBポートがオフセットされているのは、実際にそのためにハブがこけないようになっている。これは、大きな魅力であり、選択時に比べるポイントの少ないこのようなアイテムにおいて選択する理由に十分なりうるだろう。

デザインも良い。

総合的に見れば、特にコンパクトさを重視しないのであればとても良い製品だ。
linuxer目線でいえば、あまりこうしたアイテムで使われているチップが判別していて、動作報告があるものというのがないため、この情報だけでも十分使う価値はある。
正直、800Mbpsは厳しいだろうと思っていたのでかなり嬉しかった。

Aglaia アロマディフューザー加湿器 BE-A3

第4回Aukeyレビュー。

Aukeyって加湿器も作っているのか…と思ったのだけれど、Aglaiaとある。別ブランドなのか、取り扱いなのか。

さて、一応シンギングソングライターとしては喉はとても大事で、特に喉が非常に弱いので猛烈に気を遣っている。
加湿器は大事なのだが、結構難しくて困るのだ。

まず、私の部屋は多数のPC、楽器、カメラがある。いずれも湿気は大敵だ。機器としては、湿度は30%程度が望ましい。
ところが、私の喉は70%以上を必要とする。
さらにいえば、部屋はだいたい60%は保たれてるくらいで意外と乾燥しない。
湿気が欲しいという気持ちを加湿器で埋めるのがとてもむずかしい。

さらに、加湿器は水を出すものでありながら機械であるために壊れやすいという問題がある。
実際、以前使っていたPanasonicの大型の加湿器は、吹出口に部品が落ちてしまい、それを回収しようとしたら水を抜いていたにも関わらず壊れてしまった。

さて、この加湿器、というかこういう加湿器はホームセンターなどでよく見る。
安い加湿器というとこうしたタイプになる。だが、ホームセンターでは1つの価格帯につき一種類というラインナップだったりして、意外と種類がない。
Amazonでこうして選択肢があるというのは嬉しい。

加湿というのは、水の量と時間で決まる。空気中の水分量なので、多くの水分を増やそうとするのならば、多くの水が必要になる。タンクが小さく、その小さなタンクを時間をかけて湯気とするのであれば加湿能力は低い、ということになる。
そのためにこのタイプのものを避けてきた。

さて、BE-A3に移ろう。
小型で、非常にシンプルな構造だ。本体にタンクが設置されており、その上に蓋のなるプラパーツ(何かいれられるようになっている)、そしてカバーの3つのパーツで構成されている。
蓋とカバーは単純なプラパーツだ。さらに、本体も露出部はタンク底の超音波部分だけで、基本的に浸水しない構造だ。考えられるのは電源部分くらいのものだが、ACアダプタで、しかも底面に差す構造だ。小さな脚で高さを稼いでおり、その隙間からコードを通すことが可能。

本体のタンクに直接注水し、蓋をし、カバーをしたらコードをつないでスイッチオン。ただちに湯気があがる。湯気の出方はゆっくりだ。

どれくらいの加湿能力か。私の部屋、空間的には3畳くらいの6畳だが、閉めきって炊いておけば、少しずつ湿度は上がる。室内の加湿は一応、可能なようだが、まぁ、向いているとは言いがたいだろう。

しかし、フットプリントが非常に小さいため、机上にも設置可能だ。もちろん枕元にも設置しやすい。
顔に近い位置に設置できることで、肌乾燥の対策としては弱いが、喉のケアとしてはより効率的だ。

これが意外と大きい。強力に加湿するものだと、結構気をつけても近くのものに対して水滴がつく。勢い良く加湿するために、加湿器の近くの水分だけが過剰になってしまうのだ。
ゆるやかに加湿することでそれが発生しにくく、机にも置きやすい。

そこで思ったのだが、これだったら壊れる可能性を気にして大きいものにするよりも、これをたくさん設置したほうが良いのではないか。

さらに、このBE-A3は照明機能がある。
そして、これがとても素晴らしかった。

2段階で、明ならば十分照明として機能し、読書灯としては最適だ。柔らかく明るい光である上に、散光も良い。良い読書灯を探していた私としては、これだけでも欲しいアイテムだ。

さらに、暗くすると、寝る前のリラックスタイムにも良い明るさと鳴り、またロマンチックな光でもある。これは、枕元には欠かせないのではないか。

加湿力の低さからこのタイプの加湿器の存在をあまり気に留めていなかったが、意外にもとても良いものだった。加えて、BE-A3はライトとして非常に有用で、素晴らしいアイテムだった。

Aukey 防水スマートフォンポーチ PC-T6

Aukeyよりご提供頂いたモニター、今回は防水スマートフォンポーチのPC-T6だ。

防水スマートフォンポーチは、単純に密閉できる導電性ビニールの袋があれば良いため、非常に単純で、100均でもおなじみのアイテムではある。
しかし、100均のものは単一素材で、しかも折り返す構造のため、どうしても端が避けてしまう。耐久性がないのだ。
もっとも、それでも少なくとも機能はする。使用する状況が限定的であればこれで事足りる。使い心地は別だが。

AukeyのPC-T6は、そこまで高価ではなく、耐久性があれば良い買い物だろう。
フィルム部分とケース本体は別素材で、止水部分がまた別パーツとなっている。ケース本体、黒い部分はPVCっぽい素材で、耐久性は高そうに見える。もちろん、結合部分の問題なのでこれだけでは判断できないが、結構幅広く接着しているため接着強度は高いように見える。

止水パーツがあまりバチッと止まらないので、不安を感じるものだったが、あらゆる方向からかなり高い水圧でシャワーをかけつづけてみたものの、浸水は全くなかった。防水性能には問題はない。

背面部にも窓があり、これはiPhoneを想定したカメラ窓らしい。

そして、特筆すべきはストラップホールとアームバンドホールがあり、ストラップとアームバンドが付属していることだ。

アームバンドは水を吸う素材なのでサンプル写真のようにサーフィンで使うにはお勧めできない。
だが、アームバンドが通せる、ということが大きい。
通せるのであればビニールバンドに交換したっていいし、バイクに搭載しやすいのだ。

そして、この防水ケースにはコンパスがついている。
まさにバイクのためにあるようなアイテムだ。

走り慣れてくれば、走行中に見るのはコンパスとコマ地図だけでいい。
地図は降りてみればいいし、最低限コンパスは必要だ。

だが、近年は電子デバイスが多く、しかもコイルの多いバイクに搭載できるコンパスというのはなかなかない。
このコンパスは水平機能は若干だがあり、タンクの上面くらいなら使えそうだ。
精度は、さすがにサーバールームとなっている私の自室では狂ってしまうが、室外に持ちだせば正常に機能した。
スマートフォンを入れた状態でも狂いはない。

アームバンドを通すことができるようになっているため、タンクバッグにくくりつけるのは非常に容易だ。
これは、バイク用ガジェットと言ってもいいのではないか。

私は防水スマートフォンを使っているため、防水ケースを使う機会はそれほど多くない。だが、防水スマートフォンだが、特にWX11Kのほうは濡らすと悪影響が出ることが分かっている。
水場に持ち込みたい場合は、防水スマートフォンケースは非常に有用だ。

100均のものも、エマージェンシー的に持つには悪くないが、ちゃんとしたものはやっぱりいい。
バイク用アイテムとして使えるアイテムだ。

モバイルバッテリー Aukey PB-N37

Aukey

Aukeyというメーカーをご存知だろうか。

Amazonに多くのアイテムを出品しており、主にスマホなどデジタルガジェットに関連したものを扱う。
Amazonでは有名なANKERと名称が似ていること、ANKERと同じ中国のメーカーであることから「ANKERの偽物」という人も多いが、企業としては2005年設立とANKERよりも古い。
ただし、Aukeyブランドは2013年からで新興ブランドである。会社の雰囲気としてはベンチャーという感じらしい。2010年、ebayで2010年、ドイツ売上1位になったことがあるほか、世界初QC2.0 2ポートUSBチャージャーをリリースしたらしい。

中国の深圳市が本社で、ヨーロッパをメインターゲットにしているようだ。

私はVolutzを使っているが、USBチャージャー、及びUSBケーブルを購入する際に候補として検討したことがある。特にバッテリーなど給電関連のアイテムが多い。

Aukeyというメーカーは、日本でも聞くことができるような苦労話が豊富にあるようだ。地道にがんばってきた世界に挑む町工場、という感じか。

中国製品は全て悪い、というイメージを持つ人もいるが、貧乏とキワモノ好きから中国製ガジェットを使う機会の多い私の感覚でいうと、中国製品は真面目に作っているものとそうでないものの落差が激しい。
日本でも粗悪品を売って金儲けしたいと考える企業はある。中華ガジェットは粗悪なもの(ハズレ)か、安価なすごいもの(アタリ)かという感じだ。
だが、すごいものというのは、確実な高品質というよりは、工夫や非常にトリッキーな技術で作られていることが多く、歩留まりや不良も多く、耐久性はいまひとつ、といった印象だ。

Aukeyについては、「中国の真面目な企業」というイメージを持っている。

バッテリー

そんなAukeyより、モニターのご提案をいただき、モバイルバッテリー PB-N37をご提供いただいた。

まず、モバイルバッテリーというものについて解説しよう。

根本的に、バッテリーの容量、重量、特性はほぼ素材で決まり、結局は技術的ブレイクスルーがない限り、容量に対する重量、大きさは決まってしまう。
そのため、容量が同じであれば、大きさ、重さで差別化することは難しい。
携行性を求めれば容量は小さくならざるをえない。

PB-N37は5000mAhというサイズである。

私は20000mAhクラスのANKER製バッテリーを持っている。
これは、Raspberry Pi用に買ったものであり、携行を前提にはしていない。
だが、充電不足のために携行したこともある。しかし、20000mAhは単独で持つと気にならないが、バッグの中にいれると随分とずっしり感がある。容積もある。

ちなみに、リチウムイオンバッテリーは振動を与えると発熱し、膨張の後爆発する。
実際、携行にはあまり向かない。バッグの中でがっしゃんやったくらいで問題になるとは思わないが、空輸時はコーションシールを貼らなくてはならない。

「充電を忘れた場合に予備バッテリーが欲しい」という程度であれば20000mAhもいらない。
iPhone 6sは2750mAh、最強クラスのArrows NXは長時間駆動のために3120mAhのバッテリーを積む。
一方、元々4.0inchとコンパクトな私のWX04SHは2080mAhとバッテリーは小さいが持ちはいい。基本的に、画面が大きく、性能が高くなるにしたがってバッテリーが大きくなっているようだが、モバイルバッテリーはおよそ容量の70%程度給電できるため、20000mAhというと、WX04SHだと7回フル充電できるレベルである。
そこまで激しく使いながら長時間電気が獲得できない生活は、普通はないと思う。

5000mAhは給電量70%で3500mAhというと、大抵のスマホは0からフル充電が可能で、小さいバッテリーを積むものであれば1.5回程度充電できることになる。
5000mAhというと、かなり長時間、激しく使う場合であってもバッテリー切れを防ぐことができる。あるいは、充電を忘れてバッテリーがない状態であっても、フル充電したかのように扱うことができる。

PB-N37

PB-N37は5000mAhの、円柱形のモバイルバッテリーである。

軽量、コンパクト…といいたいところだが、5000mAhというとそこまで軽くコンパクトなわけではない。
口紅並、という触れ込みだが、実際は口紅をイメージしていると、サイズ、重さとも裏切られることになるだろう。
ちょうど手で握るのにちょうどいいくらいのサイズで、ものすごく軽いわけではなく、かといってどうしても気になるほど重いわけでもなく、微妙だ。

携行性を重視するのであれば3000mAhクラスが欲しいところ。携行性を確保しながら安心できるサイズを求めるとこれくらいになる、という感じ。

私は身につけておかなくてはいけないデバイスを非常に多くに持っている。そのため、ジーンズのポケットはいつもフルだが、このバッテリーを入れる分には、かなり膨らむが、円柱形ということで携行しやすい。

だが、もしバッグの薄いポケットにいれたい場合は、板形状のほうがいい。
また、円柱形の欠点として、充電しながらバンドで固定するような使用法が難しい。円柱形は、バッグやポーチ、ポケットに放り込みやすい形状だ。
円柱形であるが故に衝撃を受け流すこともできるかもしれない。

出力はインテリジェントな最大1.5A。Quick Chargeではなく、AiQという独自のもの。
この点については、まだQC対応デバイスが多くなく、簡易なデバイスは対応しないであろうこと、古いデバイスは対応していないことを考えれば、独自のほうが嬉しい。
ただ、1.5Aというと、タブレットでは充電できない可能性があり、急速充電においても2Aクラスには届かない。だが、1Aと比べれば1.5Aは速く充電することができる。2Aあればよかったな、という感じはある。

とはいえ、インテリジェントなおかげでデバイスによってポートを分ける必要もなく、これひとつでまかなえるのは大きなメリットだ。

色はブルーアルマイトで、美しい色だ。
これについては、ファッションを気にする人はコーディネイトに合わないとか気にするかもしれない。シックな黒が好きなのだという人もいるかもしれない。
だが、女性でも持ちやすく、「かわいい色」でもあるので、悪くないと思う。

常時携行するにはちょっとつらいが、必要であることが分かっている時なら持ちのはそれほどつらくない。