Aglaia アロマディフューザー加湿器 BE-A3

第4回Aukeyレビュー。

Aukeyって加湿器も作っているのか…と思ったのだけれど、Aglaiaとある。別ブランドなのか、取り扱いなのか。

さて、一応シンギングソングライターとしては喉はとても大事で、特に喉が非常に弱いので猛烈に気を遣っている。
加湿器は大事なのだが、結構難しくて困るのだ。

まず、私の部屋は多数のPC、楽器、カメラがある。いずれも湿気は大敵だ。機器としては、湿度は30%程度が望ましい。
ところが、私の喉は70%以上を必要とする。
さらにいえば、部屋はだいたい60%は保たれてるくらいで意外と乾燥しない。
湿気が欲しいという気持ちを加湿器で埋めるのがとてもむずかしい。

さらに、加湿器は水を出すものでありながら機械であるために壊れやすいという問題がある。
実際、以前使っていたPanasonicの大型の加湿器は、吹出口に部品が落ちてしまい、それを回収しようとしたら水を抜いていたにも関わらず壊れてしまった。

さて、この加湿器、というかこういう加湿器はホームセンターなどでよく見る。
安い加湿器というとこうしたタイプになる。だが、ホームセンターでは1つの価格帯につき一種類というラインナップだったりして、意外と種類がない。
Amazonでこうして選択肢があるというのは嬉しい。

加湿というのは、水の量と時間で決まる。空気中の水分量なので、多くの水分を増やそうとするのならば、多くの水が必要になる。タンクが小さく、その小さなタンクを時間をかけて湯気とするのであれば加湿能力は低い、ということになる。
そのためにこのタイプのものを避けてきた。

さて、BE-A3に移ろう。
小型で、非常にシンプルな構造だ。本体にタンクが設置されており、その上に蓋のなるプラパーツ(何かいれられるようになっている)、そしてカバーの3つのパーツで構成されている。
蓋とカバーは単純なプラパーツだ。さらに、本体も露出部はタンク底の超音波部分だけで、基本的に浸水しない構造だ。考えられるのは電源部分くらいのものだが、ACアダプタで、しかも底面に差す構造だ。小さな脚で高さを稼いでおり、その隙間からコードを通すことが可能。

本体のタンクに直接注水し、蓋をし、カバーをしたらコードをつないでスイッチオン。ただちに湯気があがる。湯気の出方はゆっくりだ。

どれくらいの加湿能力か。私の部屋、空間的には3畳くらいの6畳だが、閉めきって炊いておけば、少しずつ湿度は上がる。室内の加湿は一応、可能なようだが、まぁ、向いているとは言いがたいだろう。

しかし、フットプリントが非常に小さいため、机上にも設置可能だ。もちろん枕元にも設置しやすい。
顔に近い位置に設置できることで、肌乾燥の対策としては弱いが、喉のケアとしてはより効率的だ。

これが意外と大きい。強力に加湿するものだと、結構気をつけても近くのものに対して水滴がつく。勢い良く加湿するために、加湿器の近くの水分だけが過剰になってしまうのだ。
ゆるやかに加湿することでそれが発生しにくく、机にも置きやすい。

そこで思ったのだが、これだったら壊れる可能性を気にして大きいものにするよりも、これをたくさん設置したほうが良いのではないか。

さらに、このBE-A3は照明機能がある。
そして、これがとても素晴らしかった。

2段階で、明ならば十分照明として機能し、読書灯としては最適だ。柔らかく明るい光である上に、散光も良い。良い読書灯を探していた私としては、これだけでも欲しいアイテムだ。

さらに、暗くすると、寝る前のリラックスタイムにも良い明るさと鳴り、またロマンチックな光でもある。これは、枕元には欠かせないのではないか。

加湿力の低さからこのタイプの加湿器の存在をあまり気に留めていなかったが、意外にもとても良いものだった。加えて、BE-A3はライトとして非常に有用で、素晴らしいアイテムだった。

クッションインソールの比較

私は足首が弱い。ものすごくぐらぐらしていて、家の中で歩くだけでも捻挫してしまったりする。くじいた感覚がなくても、着地のショックで痛めていくのだ。

このため、靴へのこだわりが強い。こだわりが強いというよりも、こだわらなければ負傷してしまうし、歩くことができないのだ。

昔、エアジョーダンなどエアクッションの入ったシューズがあって、それを試したこともあるが、不安定で余計にくじいてしまった。スタビリティが高く、衝撃はやわらげる、そんなシューズが必要だ。そして、行き着いたのがNewBalanceである。

NewBalanceで本当にいい靴を選べばダメージはごく小さくできる。例えばM576。あるいはM2040。だが、それは本当に高い。私はM990v3を履いているが、アウトレットでもこれは高いので複数なんてとても持てない。しかも、M990v3でもまだ足を痛めるのだ。

そこで、さらなる強化策としてインソールを活用している。そして、それを色々試したインプレッションをお届けしたいと思う。
なお、試した組み合わせは以下のとおり

  • Sofsole + M990v3
  • Finoa Impact + M990v3 / M560 / M1090
  • Finoa Running + M560
  • NewBalance RCP130 + M1090
  • NewBalance RCP150 + M1090

なお、「硬い」という言葉の定義が問題となるため、定義しておく。
これは、クッション性がない、あるいは地面の感触が伝わりやすい(クッション性がなく薄い)ことを指して言う人がいるためだ。
私は、あくまでも変形量と変形時間に基づいて素早く衝撃を吸収し、また圧力が加わることによる変形量が少ないもの、つまりふらふら、むにむに感がないものを指している。
NewBalanceのENCAPやC-CAPは硬いが、衝撃吸収性は良い。

Sofsole

クッションインソールはもうだいぶ淘汰されてSofSoleしか残っていない感もあるが、私はいまいち合わなかった。

スタビリティが足りない割にクッション性もいまいちで、走るとぐらぐらして、しかも拇指球のあたりが痛い。
私は拇指球が着地点なので、ここが損耗するし衝撃もかかる。足首へのダメージを減らす方法なのだが、先端部にしっかりクッションが入っているものは少なく、貴重だ。

モデルは忘れてしまった。

Finoa Impact

Finoaのインソールは拇指球にもしっかりと拡張クッションが入っているため非常に良い。
私が最も気に入っているのがこのFinoa Impactだ。

踵と拇指球はエアクッションが入っている。そのため、非常にソフトなイメージがあるが、実際は非常に硬質でスタビリティが高い。ぐらつきのごく少ないフィーリングだ。

衝撃だけでなく圧力にも強い。長時間立っていてもあまり辛くないのが魅力だ。硬いので衝撃吸収性が悪そうに思えるが、そんなことはない。

非常に魅力的なのだが、問題が2つある。

まず、重い。なんとMサイズ片足で85gもある。そのため、長距離歩行による疲労は増してしまう。それにランニングシューズには向かない。スピードが出ない。

もうひとつは、非常に厚い。かなり余裕がないと入れられないレベルだ。

Finoa Running

ランニングというからには軽く薄いもの…をイメージしたのだが、だいぶ違う。

Impact同様2種類のクッションを採用するが、Impactと違いエアクッションではなく、ラバークッションである。
だが、Mサイズ片足75g。暑さもImpactよりは薄いが、それでもだいぶ厚い。75gもあるとminimusに入れるとその性能をかなり殺してしまう。

フィーリングはかなり違う。軟質で、かなりむにむにしている。体重をかけるとむにーっと沈むフィーリングだ。
だから、着地フィーリングもImpactとくらべてソフト。クッション性は負けていない。

何より、このむにーっとしたフィーリングは実際ランニングに適している。結構な反発力があって蹴りやすいのだ。
ただし、脚力のある人ならばこの沈み込んでから蹴りだすまでの時間がロスになるために、走りにくくスピードを削ぐかもしれない。

M560と組み合わせるにはちょうどよく、クッション性がいまひとつで足が痛くなりやすいM560でも普通に使うことができるようになった。Impactではやや辛いので、クッション性はRunningのほうがいいのかもしれない。

RCP130

NewBalance純正で、見た目にも触感もノーマルインソールとほとんど同じという、REV-LITEでできたインソール。
M1090をはじめとするMinimusに採用されているのがREV-LITEで、本当に軽い。
このインソールもクッションインソールでありながら、Lサイズで17gと極めて軽量。

だが、残念ながらノーマルインソールとあまり違いを感じられなかった。
NewBalanceユーザーのカスタムとしてはいまいちかもしれない。

特に圧力がかかった時にうまく分散してくれず、電車では辛かった。

RCP150

NewBalance純正で、こちらはABZORBでかかと部分にスタビライザーが入っている。
ABZORBはNewBalanceがランニング用に使ってきたクッションだ。軽量でやわらかく、クッション量が少なくてもクッション性を確保できる。

RCP130よりも若干厚く、Lサイズで35g。特に踵部分はボール状にクッションが入っている。
重量的にはminimusに使うには限界だろう。

RCP130と比べると明らかにクッション性は良い。
フィーリングが、RCP130の明らかに薄くストロークのない感じではなく、NewBalanceらしい、少ないストロークでしっかりと衝撃を吸収して止める、というフィーリングになっている。

だが、ずっと踏まれると拇指球あたりが痛い。前側は結構薄いので、性格的にはランニング用、それもミッドフット接地前提か。

重さや厚さに制約がある環境下では非常に優秀。
M1090にはベストチョイスではなかろうか。

Aukey モバイルバッテリー PB-N36

3回目のAukeyレビュー。

レビューはAmazonに詳しく書いたので、そちらを見ていただくのが早いだろう。

ここではさらにもう少し掘り下げてみる。

Volutzのケーブルでなぜ電流が出ない?

Volutzのケーブルは非常に高品質な充電・通信用ケーブルである。

通信用だとチャージャー側で短絡していないと急速充電器と認識されず電流が上がらない場合もあるが、Aukeyは急速充電に対応しているし、だいたいAnkerのチャージャーが短絡すらしてない、ということはあるまい。実際、100均の通信用ケーブルでちゃんと電流が出ている。

ケーブル個体の問題ではなく、他のVolutzケーブルでもやっぱり電流はあがらなかった。

ちょっと私には知見が足りない。

安全機能の重要性

サージプロテクションに関しては、私みたいにコンピュータだらけだとタップに入れてあるのでそれほど心配ないのだが、まぁつながっているものが全滅するので本当に重要だ。

サージプロテクションという意味ではバッテリーに対するインプットでの処理だと思うのだが、まぁ故障に伴う異常電流を制御するのならそれはそれで安心だ。
熱暴走、ショートのプロテクションも、巻き添えを防ぐので地味にありがたい。

だが、過充電防止は、日常的に本当に重要だ。
寝ている間に充電器に挿しっぱなしという人は多いと思うが、過充電がバッテリーに与えるダメージは非常に大きい。
そして、USBチャージャーに過充電防止機能が本当にない。なんでないのかととても腹立たしいほどだ。

モバイルバッテリーにしても、バッグの中でつないでほったらかすのだろうし、結構過充電になりやすいのだが。

ちなみに、80%で放電してくれると嬉しいのだが、さすがにそれは色々むずかしい。100%充電したい場合だってあるだろうし。

2.4A

2.4A対応のUSBケーブルはかなり少ない。2.1Aならそこそこあるのだが。
そして高い。

2.4Aとはどういう場面で役立つか、という話なのだが、まぁだいたいのスマホは2.4Aも受け入れないのであまり意味がないと思う。

タブレットだと受け入れるかもしれない。というか、Windowsタブレットだと、2.4Aなら充電できるというのがある。SURFACEもそうだったように記憶している。

ちなみに、私のPavillion x2-10は5.4A必要なので無理だ。

ライバル

Anker, PowerAdd, EasyAccなど色々あって、機能的にもだいたい横並び、どうも激戦らしい。

ちょっとモバイルバッテリーでまともに機能する限りは比較性能テストというのは個人でできるレベルではないのたが、ちょっと簡単にこの3製品と比べてみよう。

  • PowerAddよりは高く、AnkerとEasyAccよりは安い。性能横並びなら値段はすごく大きい
  • Ankerは保護機能は書かれていない
  • ポート数がEasyAccが4。入力も4で同時入力2と結構すごい
  • いずれも独自インテリジェントタイプ。比べないことには優劣はつけられない
  • AukeyだけがInputにLightningあり。Apple教信者だとmicroUSBケーブルがなかったりするのかな?
  • PowerAddは出力が1Aと2.1Aと記載。2.4Aがないだけでなく、「どちらかで流す」ということか?レビューにはそれぞれポートごと固定と読める
  • EasyAccはポートあたりの出力について記載なし。Ankerは2.4A
  • EasyAccは454g。他のふたつは記載なし。Aukeyは387.2g。軽いと感じたが、実際容量にしては軽い
  • Aukeyだけがトータル出力3.4Aで、ほかは4.8A

本当に微妙な違いで、どこを重視するかの話だと思う。
安価なPowerAddはなかなか魅力的に見えるが、一抹の不安もある。

Aukeyはこれらの中で二番目に安価。この時点で他のふたつには勝っている。だが、決定的なアドバンテージがどこかにあるか?というのもあるだろう。

家族が7人くらいいて、かつお出かけするとみーんなずっと激しくスマホいじっていてバッテリーがみんな足りなくなる、というのなら、EasyAccの4ポートは魅力かもしれない。だが、モバイルバッテリーで4ポート必要な状況はあまりないと思う。

4.8Aについては、2ポートなら2.4*2ということになるが、そんな状況はまずないだろう。
そもそも、複数のデバイスに対して急速充電が必要な状況というのは、私はでかけ前しか思い浮かばず、モバイルバッテリーでの要求ではない気がする。
電流要求の高いタブレットが複数ある状態ならわかるが。

結局、「ポートを区別しなければならない」という不便は大きいので、PowerAddの使い勝手が気になる…となれば、Aukeyだろう。私はそれなりに気にする。
4.8Aはいらない。EasyAccの重さは辛い。Aukeyの総容量の計測はしていないが。

20000mAh

最大の問題は20000mAhという容量がどうなのか、という話だ。
Raspberry-Piあたりを監視カメラとして動かしたりする時には必要な容量だが、ここまでのサイズが必要になることは、まぁ稀だと思う。

携行性も悪いので、一番考えられるのは、家族で旅行…だろうか。人数がそれなりにいて、みんなガンガン使ってバッテリーが足りなくなる、ということだとこれが1つあればいい。車なら携行性は気にならないだろうし。

私はバイクでのAMCは車両から給電しているが、給電器をつけていないのなら大容量バッテリーがあったほうが良い。その意味で、20000mAhは日帰りのツーリングで適当なサイズとなる。

日常的な携行のために無闇に大きい容量を追求するのはやめておいたほうがいい。

一番ありがちなのは、ビデオカメラ(特にAMC)での撮影で、交換メディアを持ち歩くような長時間撮影をする場合だろう。また、業務上、バッテリーを酷使する作業を延々出先でタブレットで行う…というような場合にも必要になる。

連日キャンプ泊となるバイクでのロングツーリングにも必要だ。しかし、登山では重すぎるし、普通にホテルに泊まるなら電源はある。特殊な状況なのだが、そのような特殊な状況は色々あるのでニーズは結構あるものだろう。とりあえず、ツーリングライダーはひとつはもっておいたほうがいい。

常に孤独な私は、家族で台数いっぱいみたいな状況はあまり思い浮かばない。

Aukey 防水スマートフォンポーチ PC-T6

Aukeyよりご提供頂いたモニター、今回は防水スマートフォンポーチのPC-T6だ。

防水スマートフォンポーチは、単純に密閉できる導電性ビニールの袋があれば良いため、非常に単純で、100均でもおなじみのアイテムではある。
しかし、100均のものは単一素材で、しかも折り返す構造のため、どうしても端が避けてしまう。耐久性がないのだ。
もっとも、それでも少なくとも機能はする。使用する状況が限定的であればこれで事足りる。使い心地は別だが。

AukeyのPC-T6は、そこまで高価ではなく、耐久性があれば良い買い物だろう。
フィルム部分とケース本体は別素材で、止水部分がまた別パーツとなっている。ケース本体、黒い部分はPVCっぽい素材で、耐久性は高そうに見える。もちろん、結合部分の問題なのでこれだけでは判断できないが、結構幅広く接着しているため接着強度は高いように見える。

止水パーツがあまりバチッと止まらないので、不安を感じるものだったが、あらゆる方向からかなり高い水圧でシャワーをかけつづけてみたものの、浸水は全くなかった。防水性能には問題はない。

背面部にも窓があり、これはiPhoneを想定したカメラ窓らしい。

そして、特筆すべきはストラップホールとアームバンドホールがあり、ストラップとアームバンドが付属していることだ。

アームバンドは水を吸う素材なのでサンプル写真のようにサーフィンで使うにはお勧めできない。
だが、アームバンドが通せる、ということが大きい。
通せるのであればビニールバンドに交換したっていいし、バイクに搭載しやすいのだ。

そして、この防水ケースにはコンパスがついている。
まさにバイクのためにあるようなアイテムだ。

走り慣れてくれば、走行中に見るのはコンパスとコマ地図だけでいい。
地図は降りてみればいいし、最低限コンパスは必要だ。

だが、近年は電子デバイスが多く、しかもコイルの多いバイクに搭載できるコンパスというのはなかなかない。
このコンパスは水平機能は若干だがあり、タンクの上面くらいなら使えそうだ。
精度は、さすがにサーバールームとなっている私の自室では狂ってしまうが、室外に持ちだせば正常に機能した。
スマートフォンを入れた状態でも狂いはない。

アームバンドを通すことができるようになっているため、タンクバッグにくくりつけるのは非常に容易だ。
これは、バイク用ガジェットと言ってもいいのではないか。

私は防水スマートフォンを使っているため、防水ケースを使う機会はそれほど多くない。だが、防水スマートフォンだが、特にWX11Kのほうは濡らすと悪影響が出ることが分かっている。
水場に持ち込みたい場合は、防水スマートフォンケースは非常に有用だ。

100均のものも、エマージェンシー的に持つには悪くないが、ちゃんとしたものはやっぱりいい。
バイク用アイテムとして使えるアイテムだ。

モバイルバッテリー Aukey PB-N37

Aukey

Aukeyというメーカーをご存知だろうか。

Amazonに多くのアイテムを出品しており、主にスマホなどデジタルガジェットに関連したものを扱う。
Amazonでは有名なANKERと名称が似ていること、ANKERと同じ中国のメーカーであることから「ANKERの偽物」という人も多いが、企業としては2005年設立とANKERよりも古い。
ただし、Aukeyブランドは2013年からで新興ブランドである。会社の雰囲気としてはベンチャーという感じらしい。2010年、ebayで2010年、ドイツ売上1位になったことがあるほか、世界初QC2.0 2ポートUSBチャージャーをリリースしたらしい。

中国の深圳市が本社で、ヨーロッパをメインターゲットにしているようだ。

私はVolutzを使っているが、USBチャージャー、及びUSBケーブルを購入する際に候補として検討したことがある。特にバッテリーなど給電関連のアイテムが多い。

Aukeyというメーカーは、日本でも聞くことができるような苦労話が豊富にあるようだ。地道にがんばってきた世界に挑む町工場、という感じか。

中国製品は全て悪い、というイメージを持つ人もいるが、貧乏とキワモノ好きから中国製ガジェットを使う機会の多い私の感覚でいうと、中国製品は真面目に作っているものとそうでないものの落差が激しい。
日本でも粗悪品を売って金儲けしたいと考える企業はある。中華ガジェットは粗悪なもの(ハズレ)か、安価なすごいもの(アタリ)かという感じだ。
だが、すごいものというのは、確実な高品質というよりは、工夫や非常にトリッキーな技術で作られていることが多く、歩留まりや不良も多く、耐久性はいまひとつ、といった印象だ。

Aukeyについては、「中国の真面目な企業」というイメージを持っている。

バッテリー

そんなAukeyより、モニターのご提案をいただき、モバイルバッテリー PB-N37をご提供いただいた。

まず、モバイルバッテリーというものについて解説しよう。

根本的に、バッテリーの容量、重量、特性はほぼ素材で決まり、結局は技術的ブレイクスルーがない限り、容量に対する重量、大きさは決まってしまう。
そのため、容量が同じであれば、大きさ、重さで差別化することは難しい。
携行性を求めれば容量は小さくならざるをえない。

PB-N37は5000mAhというサイズである。

私は20000mAhクラスのANKER製バッテリーを持っている。
これは、Raspberry Pi用に買ったものであり、携行を前提にはしていない。
だが、充電不足のために携行したこともある。しかし、20000mAhは単独で持つと気にならないが、バッグの中にいれると随分とずっしり感がある。容積もある。

ちなみに、リチウムイオンバッテリーは振動を与えると発熱し、膨張の後爆発する。
実際、携行にはあまり向かない。バッグの中でがっしゃんやったくらいで問題になるとは思わないが、空輸時はコーションシールを貼らなくてはならない。

「充電を忘れた場合に予備バッテリーが欲しい」という程度であれば20000mAhもいらない。
iPhone 6sは2750mAh、最強クラスのArrows NXは長時間駆動のために3120mAhのバッテリーを積む。
一方、元々4.0inchとコンパクトな私のWX04SHは2080mAhとバッテリーは小さいが持ちはいい。基本的に、画面が大きく、性能が高くなるにしたがってバッテリーが大きくなっているようだが、モバイルバッテリーはおよそ容量の70%程度給電できるため、20000mAhというと、WX04SHだと7回フル充電できるレベルである。
そこまで激しく使いながら長時間電気が獲得できない生活は、普通はないと思う。

5000mAhは給電量70%で3500mAhというと、大抵のスマホは0からフル充電が可能で、小さいバッテリーを積むものであれば1.5回程度充電できることになる。
5000mAhというと、かなり長時間、激しく使う場合であってもバッテリー切れを防ぐことができる。あるいは、充電を忘れてバッテリーがない状態であっても、フル充電したかのように扱うことができる。

PB-N37

PB-N37は5000mAhの、円柱形のモバイルバッテリーである。

軽量、コンパクト…といいたいところだが、5000mAhというとそこまで軽くコンパクトなわけではない。
口紅並、という触れ込みだが、実際は口紅をイメージしていると、サイズ、重さとも裏切られることになるだろう。
ちょうど手で握るのにちょうどいいくらいのサイズで、ものすごく軽いわけではなく、かといってどうしても気になるほど重いわけでもなく、微妙だ。

携行性を重視するのであれば3000mAhクラスが欲しいところ。携行性を確保しながら安心できるサイズを求めるとこれくらいになる、という感じ。

私は身につけておかなくてはいけないデバイスを非常に多くに持っている。そのため、ジーンズのポケットはいつもフルだが、このバッテリーを入れる分には、かなり膨らむが、円柱形ということで携行しやすい。

だが、もしバッグの薄いポケットにいれたい場合は、板形状のほうがいい。
また、円柱形の欠点として、充電しながらバンドで固定するような使用法が難しい。円柱形は、バッグやポーチ、ポケットに放り込みやすい形状だ。
円柱形であるが故に衝撃を受け流すこともできるかもしれない。

出力はインテリジェントな最大1.5A。Quick Chargeではなく、AiQという独自のもの。
この点については、まだQC対応デバイスが多くなく、簡易なデバイスは対応しないであろうこと、古いデバイスは対応していないことを考えれば、独自のほうが嬉しい。
ただ、1.5Aというと、タブレットでは充電できない可能性があり、急速充電においても2Aクラスには届かない。だが、1Aと比べれば1.5Aは速く充電することができる。2Aあればよかったな、という感じはある。

とはいえ、インテリジェントなおかげでデバイスによってポートを分ける必要もなく、これひとつでまかなえるのは大きなメリットだ。

色はブルーアルマイトで、美しい色だ。
これについては、ファッションを気にする人はコーディネイトに合わないとか気にするかもしれない。シックな黒が好きなのだという人もいるかもしれない。
だが、女性でも持ちやすく、「かわいい色」でもあるので、悪くないと思う。

常時携行するにはちょっとつらいが、必要であることが分かっている時なら持ちのはそれほどつらくない。

24本骨和傘 蛇の目

横浜駅西口で行われていた物産展で購入した蛇の目風の傘。 恐らくは「しのびや」で売っているものと同一のもの。

これが、とてもよかった。

まず、柄は木でできている。 結構高級な傘でも柄がまっすぐなものは見たことがないし、これもちょっと曲がっている。 また、ちょっとバリがある。

ジャンプ傘ではないが、金具を押す部分はラバーでカバーされている。 そのため、痛くない。かじかんだ手でも問題無いだろう。

グリップは内側はフラットになっている。 これは、さすときには掌に当てると痛くない。しかも、持ち運ぶ時は指の腹を当てると持ちやすい。 ちょっとしたことだが、とても便利だ。

非常にしっかりとした傘だが、回すと随分ぐらつく。どうやらやや大きめに回転するようになっているようだ。 ただし、バネ効果があり、センターに戻ろうとする。軽くひねるだけで反対に振れる。 つまり、小さくひねるだけで傘は大きく反転回転運動をすることになる。 要はしずく落としを簡単にさせてくれるわけだ。 なお、この時傘は開くようになっている。閉じたまま振りたい場合は注意。

ちょっとした工夫と、ちょっとした手間だが、非常に丁寧なつくりで使いやすい。 強風に耐える設計ではないが、それでも24本骨でしっかりしている。

とても良いものだった。

SDカードで音質が変わる?

Sonyが「高音質SDカード」なる「オカルトアイテム」をリリースして話題となっている。

これが話題となっているのは、Sonyがオカルトの領域に踏み出したこと、データがあまりにも怪しげなことなどからで、極めて「批判的」もしくは「嘲笑的」な論調が大勢を占める。

私の意見だが、これはまずありえない。

なぜか。

通常、オーディオストリームなどと言いつつ、大抵の場合オーディオデータの再生はatomicである。

つまり、SDカードに楽曲データを保存しておく。そしてそれをプレイヤーソフトウェアで開く。

再生前にSDカードを抜く

そしてプレイヤーで再生すれば、普通に再生できる。 この場合、SDカードは一体どの部分に干渉しているというのだろう?

楽曲データはSDカードから再生されているわけではなく、メモリーから再生されている。 バッファ云々の話ではない。

もし、データを取り扱う段階でSDカードの有無が関係なくとも電気的に効果がある、という話であれば、それはもう、部品を取り付けるとか取り外すとか、あるいはD/A装置に何かを接触させて設置するとかそっちのほうが何百倍も影響が大きいだろう。

影響がある可能性は否定できないが、影響を及ぼしうる範囲が極端に小さく、意味がないのだ。

仮に部品構成の自由度が低いPDAPに限定した話にしたとしても、やはりPDAPをどこにいれて、何が接触しているかのほうがずっと大きいだろうし、もっと言えばヘッドフォンケーブルがどのように取り回されているか、何に触れているか(特にシールドでないイヤフォンの場合、それは本当に影響が大きい)のほうがはるかに重大で、やはり意味がない。

さらに言えば、湿気や気温のほうがはるかに影響しうるため、それよりも小さい影響しか及ぼせないものが「音質改善」になるだろうか。

ネットワークケーブルと同じような話で、もちろんプロトコル次第だが、普通は再生する前にメモリーに全部ストアするため、ネットワークケーブルの品質は全く関係ない

USB1.1ではリアルタイム再生なんて到底できないが、USB1.1で接続したコンピュータにデータを置いても(もちろん単純なUSB接続ではない)普通に再生できるのだから。

これと同じことで、SDカードをUSB1.1接続のカードリーダーで読んだとしても普通に再生できる。 データやりとりにおける部分というのは無意味だ。 かといって電気特性の話をするのであれば、もっと大きな影響を与える要素が多すぎて意味がない。

というわけで、意味がない、というのが結論だ。 もちろん、世の中理屈通りにいかないので、絶対とは言えないのだが。

モッズヘア アクアクリア

モッズヘアは一時期話題になったのでご存知の方は多いだろう。サロンも展開する(もともとサロンがあってそのブランドで出しているということかもしれない)ブランドで、白いケースと、ドライヤーの熱でサラサラに、というのが売り文句だった。

まず、風説の流布が激しいのでシャンプーとリンスについて説明しよう。多彩な商品が出ているように見えるが、実際はシャンプー、リンスは種類はごく少ない。成分表を見ると有効成分に関しては全く同じ、というのもかなり多い。特にリンスは差別化がかなり難しい。シャンプーの有効成分は主に洗浄剤で、ほかに消炎剤を含む場合もある。洗浄剤の硫酸、という文字に過剰反応をする人がいるが、人間は化学薬品とずっと付き合ってきているし、洗浄力の低い成分で同等に落とそうとするとしっかりこすらなくてはいけないためダメージが増える。だいたい、それに対してネガティブになるのは、単に硫酸という単語から連想されるイメージの問題だろう。別に自然から抽出し加工していることに変わりはないので、自然だから石油だから化学だから、というのはない。

ただし、酸については髪を痩せさせる効果があるものがある。一方、石鹸系成分は髪の内部に対するダメージが大きい。石鹸がアルカリ性であることを問題として、石鹸+酢とする考え方はかなり昔からあるにはあるのだが、どうもあまり有効ではないようだ。

おおまかには、酸、石鹸、そして最近ノンシリコンと言われているものの3種類になる。これらはリンスの目的がそれぞれ異なるので、タイプの違うシャンプーに対するリンスをするのは適切でない。基本的には製品は揃えたほうが良い。ちなみに、酸に対しては補修、中和、コーティングが目的で、石鹸とノンシリコンについては補給が主な目的になるようだ。

皮膚炎になるのが「正しいこと」なんていう馬鹿馬鹿しい意見も見たが、それは病気であり、皮膚炎や化膿を起こす場合、合っていないか、不衛生であるかだ。「さっぱり」とは洗浄力が強いことを指し、ダメージも増える。「しっとり」とはその逆で洗浄力は落ちる。ちなみに、もっとも髪に対して良いのは「洗わないこと」であり、シャンプーの回数を落とすことだ。また、最も頭皮に対して(つまりはハゲ予防として)良いのは、強く洗わないことであり、なでるように洗うことだ。

私の場合、子供の頃はとにかく頭皮湿疹に悩まされた。大量のフケに見えるが、実際は皮質で、頭皮が炎症を起こしている。色々試したが一向によくならなかったが、はじめてそれが収まったのがあの白いモッズヘアだった。香りもさわやかに甘く良いが、女性で使っている人はあまりいなかった印象がある。

だが、いつの間にかドラッグストアでみかけなくなって、なくなってしまったのだなと諦めてエッセンシャルを使うようになった。ごくごく普通のシャンプーとリンスだが、香りがよかった。しかし、最近は匂いの弱いニュアンスエアリーしか売っていないが。

モッズヘアはリンスがドライヤー前提であることを除けば酸系シャンプー/リンスとしてそれほど変わっているわけではない。ドライヤー前提とはどういうことか、オフィシャルでもいまいちはっきりしないので記しておくと、蝋の素材で熱が加わった時に固まるようになっている。つまり、ドライヤーで熱を加えると髪が蝋に包まれた状態になる。非常に細かいのでとにかくするするになるが、実際はそれが目的ではない。蝋でコーティングしてしまうことで外部からのダメージからガードすることと、栄養を内側に閉じ込めた上で自己修復力で髪をケアしよう、という考え方で、これは非常に特徴的だ。

ドライヤーを使わなければ普通のシャンプーとリンスだと思っていい。コーティング自体は別に考え方が普通だが、蝋という強固なコーティングを使うところが変わっている。また、一時的にそのおかげでするするにもなる。日常的にドライヤーを使う習慣のある人にとっては、熱ダメージも防いでくれるということを含めてかなりメリットがある。

モッズヘアはあの白いのがなくなって、2種類にわかれたようだ。水色のクリア系と、ピンク色のホットケア系だ。ホットケアは従来の熱感応型だが、クリア系は洗浄力をあげてさっぱりにした別路線で普通のものになっている。ホットケアは洗うリンス+洗わないコンディショナーという構成になっているが、クリア系は普通にシャンプーとリンスになっている。クリアに「モッズヘアならでは」の要素がないが、洗浄力は結構高めのタイプのようで、使ってみることにした。リンスはエッセンシャルがあるので、リセットシャンプーのみだ。

洗いあがりはさっぱりしているが、まぁエッセンシャルで「足りない」感じは特にないので、よくわからない。まぁ、何日も洗っていなければ違ってくるだろうが、残念ながら私は痒くなってしまうので、冬場で出かけなくても2日以上洗わないのは難しい。特徴的なのがその匂い。草原の匂い、というか「草の匂い」だ。雑草をちぎるとこんな感じ。さわやかといえばさわやかだが、それにしては香りは強め。ちょっと微妙。

とりあえず使ってみて、よさそうならアクアクリアを、ダメそうならホットケアで行こうと思う。もっとも、ドライヤー今まったく使っていないので、ホットケアも生かせないが、まぁ、どのみち何かは使うのだし、特別高いわけではないし。

BRAUN Oral-B Professional 1000

Amazonを見ていたらOral-Bは多彩なシリーズを展開していることに気がついた。最下位モデルは1100円だが、最上位モデルは25800円もするようだ。そんなに違うのか?気になって調べてみた。

Oral-Bは円形ブラシを使う電動歯ブラシだ。回転しているものと思っていたのだが、実際は左右反転であるらしい。ただし、ブラシが円形なので、回転方向の反復運動となる。私が使っていたすみずみクリーンはこの反転運動が約9000Hzであるということだ。

9000という数値は「まぁまぁ高い」のだが、円形ブラシは磨きやすく、効率がいい。歯磨きのこつは「軽く当てて」「コシを使って」「細かく動かすこと」なので、当てることに集中できるし、明らかに人間より機械が得意だろう。私はこれを使って、歯科で「全体的によく磨けていると言ってもらえた。ちなみに、円形ブラシのGUMは電池式で2500rpmにとどまる。

円形ブラシ、回転運動だが、手で磨くからの制約があるからこその動きを電気で再現する必要はなく、より合理的だ。ブラシを上下や左右に動かすよりも確実に磨ける。また、1本の歯について20往復することが良いとされているが、実際に20往復させると30分はかかる。対して、電動なら9000Hzなのだから、1/100秒で20回は楽に磨ける。理屈ではだが。

小2の時には永久歯が生えそろっていた私は、とにかく歯が弱い。31だが、既に一本失っている。おそらく、28の時には既に抜くしかない状態だった。入れ歯で口内炎になり、とてもとても苦労している。やばい歯も多い。せめて生きているものだけでも長く、というわけで歯磨きに力を入れている。別段不満はなかったのだが、そうしてみてみると改善できる点がありそうに見えた。

Oral-Bの上級モデルは8800rpmの回転方向反復に加え、40000rpmの垂直方向反復がある。ただし、これは1000にも搭載されている性能だ。上位モデルは様々な機能(例えば回転数を落としたり、リズムをつけたり)がついているが、磨くことに関しては変わらない。どちらかというと上級モデルは「高級であること」に力が置かれている印象で、最上位モデルはbluetoothで接続し、押し付けすぎをスマホにグラフィカルな警告マークを表示することで教えるという。ちなみに。1000にはLEDランプがついており、これで押し付けすぎを教えてくれる。

さて、5500円程度の1000だが、まずシリーズの中では付属品が少ない。すみずみクリーン同様、本体、充電器、スタンダードブラシだ。本体は充電ランプが加えられているほか、スタイリッシュになり、細くて持ちやすい。やや軽量に感じる。グリップももうちょっと高級感がある。そして、起動してみると、音が明らかに違う。ごっつい音だ。実際に当ててみるとすみずみクリーンのように軽やかで心地よい磨きではなく、磨きもいかつい。戦っている感じがする。当てにくいということはなく、細いので奥のほうにも入りやすい。当然ながら全体にしっかり磨ける。特に歯間に対して強力で、フロスしていないのに歯間もすっきりだ。

こうして綺麗に磨けることもそうだが、なんといっても魅力なのがこれだけしっかり磨けると日中、時間がないときに時短で磨いても結構綺麗になるのではなかろうか?これは便利!

前述の押し付けすぎの警告ランプだが、本体にあるので「こんなもの見えるのか?」などと思ったが、実際やってみると見える。鏡でも見えるが、鏡でなくても眩しいほど光るからだ。

いまいちな点は、磨き時間を教えるために定期的に違うリズムを入れてくるのだが、こんなに短い時間でわざわざ磨く必要がないため、いらなかったし、OFFにできればいいのに、と思う。

ARROWS NXが気になる

電車広告で見かけたdocomoからリリースされるFUjitsu ARROWS NX F-02Gが気になる。

ARROWSシリーズといえばねとらぼで展開している突飛すぎるPRが思い浮かぶが、内容は確かに圧倒的だ。

WQHD

最大の注目はWQHDディスプレイ&WQHD動画カメラ採用だろう。WQHDは1440×2560で、HDx4というピクセル数になる。FullHDの1.8倍だ。

5.2inchという大きめのディスプレイにWQHDというまだディスプレイでも普及は途上の多ピクセルディスプレイを採用する。当然ながらディスプレイサイズが上がれば解像度は落ちるが、それでも5.2というのはディスプレイとしてはかなり小さい。それに、単体ディスプレイなら27inchからというようなWQHDであり、ppiは564だという。かなり高精細で美しく、見やすい画面だと期待できる。

主に動画で強調されるが、WQHDの映像ソースというのはあまりない。それよりも文字の可読性が向上することのほうがメリットは大きいだろう。ただ、「世界最高峰」という記述からすると、5inchクラスのWQHDは初めてではないのだろう。

それ以上に注目すべきは、そんなWQHD映像ソースをつくることができるWQHD動画対応のカメラのほうだ。1/2.3 CMOSということで「大型」というには随分小さいが、それでもWQHD映像が撮れるカメラはかなり少ないので、非常に魅力的だ。ただし、FPSについて言及がない。キャノンのスティルカメラは4kに対応するが、FPSはかなり低い。

マイレージ性能

前モデルではWhiteMagicディスプレイを採用し、IGZOをヒューマンセントリックエンジンとの組み合わせでIGZOケータイを凌ぐマイレージを実現していたが、今回はジャパンディスプレイの最新IPS液晶を使っている。現状では、省エネスペシャルなディスプレイと、高解像度ディスプレイはORであり、高解像度をとれば省エネディスプレイは採用できなかった、ということのようだ。

それでも「前モデル以上のマイレージ性能」を謳うだけのものをヒューマンセントリックエンジンで稼ぎ出しているようだ。とはいえ、SHARPのエコ技の使いにくさに困っている私としてはあまり嬉しさを感じないが。

しかしタブレット並の3500mHaは、もちろん充電が大変になるとか、モバイルバッテリーによる駆動延長が難しくなる、といったところはあるが、それでもマイレージ性能には大きく影響するだろう。ただ、思った程電池が進化してこないのは、根本的な泣き所だ。採用している電池についての情報はない。

急速充電にも対応とのことである。

VoLTE

ヴォルテ、とよむらしい。私は知らなかったので調べたのだが、まぁ字面から予測できるように、音声通信をLTEデータ回線に乗せる技術だ。

私はこれがSkypeなどの音質向上のために通常とは別回線に乗せるものかと思ったのだが、そうではないらしい。通常の音声通話をLTE上に乗せるというもので、従来の音声通話が3G回線を使っていたのに対して、音声もLTEに切り替える中で、音声もデータ通信に乗せるというもののようだ。オプショナルなものではなく、音声通話のバックボーンをデータ通信(LTE)に切り替えるということで、音声通話分の帯域は特別に保証されるため、「スマホによるパケット通信のトラフィックに逼迫されて音声通話ができなくなる」という事態は起きない、ということのようだ。

もっとも、個人的には音声回線の安定感からしてデータ通信ベースにするということは色々と不安があるし、従来型のeメールはできなくなる可能性がある(対応されなければ)とも考えているので、あまり嬉しくない。

少なくともVoLTE対応を高らかにうたわれても、ユーザーメリットは現時点でないように思う。

ATOK

ATOKに関しては後入れが可能なものではあるが、それでもそれなりの出費にはなるわけで、デフォルトの入力エンジンがATOKであるということは非常に大きい。

しかもARROWSのものは、ULTIUSというさらなる改良を加えたスペシャル版だ。

POBox*ジョグダイアルの圧倒的な変換能力を体験した身としては、Simeji+Mozcだろうと、Wnnだろうと、入力効率の悪さにはイライライライライライライライライライライライライラする。少しでも有能な日本語入力環境が欲しい、と考えるのは当然だろう。

現在はスマホで文字入力することがあまりないため、それほど気にしていない(というよりも、ガラケーのほうの入力効率の悪さに絶望している)が、これはもう最大の魅力と言っていいだろう。

ちなみに、WnnはMozcよりも劣るように感じられる。

192kHz/24bit音源対応

ハイレゾ対応プレーヤーはまだまだ高級で、Xperiaのウリにもなっているが、これに対応してきた。

ただし、これは一部マニア向けの話だろう。一般ユーザーはMP3やAAC(M4A)で満足してしまっているのだし、CDなど一般的な音源ではなく入手が難しい上に、音源自体があまり多くない。環境の有無よりも、そもそもハイレゾ音源を楽しんでいる、楽しもうとしているユーザーが少ない。

だいたい、ハイレゾ音源は結構ファイルサイズが大きいので、スマホのようにフラッシュメモリカードだけで対応するような場合、大した曲数はいれられないため、実際はlossyにして全部入れたほうが楽しめる。実際、私はPDAPがFLAC対応だが、Ogg vorbisにしている。そのため、意外とメリットがない。現状では「体験できる」といった意味合い、もしくは「興味をもったら試せる」。

使い勝手

形状はかなり良好なようで、加えて防塵・防水仕様となっている。しかも、傷がつきにくいよう配慮された設計で、メイド・イン・ジャパンらしさを感じる。

UIも人気が高いが、これにもさらに磨きがかけられたということで、非常に使いやすいだろう。指紋センサーも扱いやすいよう配慮がなされ、さらに手袋モード(低静電容量感応モード)も搭載。「非常に速い」と評判のダウンロード機能や、前述のATOKなど、徹底して「使いやすいスマホ」に仕上げている印象を受ける。

私には魅力ではないが、おサイフケータイ及びワンセグにも対応と日本のニーズに応える。32GB内蔵+128GB microSDとストレージ性能は、ある程度大きいものが使えるようになっている。

ディスプレイは表示の美しさに加え、日光の中でも見やすいよう調整されるという。

地味な機能だが、FMトランスミッタ内蔵、ANT+対応というのはかなり応用が効く。

日本のスマホは非常に制限が厳しく不自由で魅力がないのだが、カスタマイズできなくとも、このように日本メーカーらしく徹底した使いやすさにこだわったもの、というのはやはり非常に高い価値と魅力があるように思うし、それであるならば日本のスマホを選んでもいい、とも思う。この場合、Rootedを捨ててもの話だ。

非常に魅力的で気になる存在だ。