Mimir Yokohamaに用語集機能

Mimir Yokohamaに用語集機能が追加された。

用語集機能はACCS(PureBuilderに取り込まれる以前の)やAki PHP Content Collection時代に実装されていた。

シンプルにACCSではJavaScript+Ruby/CGIで、本文エレメント(テキストノード)を探索し、文字列を送信してRubyで置き変えたものを返してもらい、innerHTMLを置き換える方式だった。

APCCでは単純に力技で置換えていた。

PureBuilderではこの機能を実現していなかった。 正確には一時期実装していたこともあるが、十分な質でなかったのだ。

そしてついに復活した用語集機能。

Pre Pluginsで処理することも考えたが、Post PluginsでRubyで処理している。

「辞書をワード長が長い順に並べ替えて|で結合し、正規表現としてコンパイルして置き換える」という手法はかつてのコードで考えたものである。

用語集のページも単純な手法でMarkdownを生成している。

で、今回もライブラリなしのPureJSで処理している。 今回は44行ほどだが、18行は共有化できるものなので、もう少し短くすることも可能だ。 DHTMLのお手本のような初歩的なものである。

Event.stopPropagation()Event.stopPropagationと書いて悩むはめになったけど。

PureBuilder Simply 1.4 リリース

PureBuilder Simplyの1.4をリリースした

特に大きな変更点は以下の通りだ。

  • HTML生成前に処理できるPre Pluginsに対応した
  • Pre Plugins/Post Pluginsで環境変数から文書メタデータにアクセスできるようになった

Pre PluginsはPandocにかける前のドキュメントを加工するものである。 Markdownと比べReSTは自由度が低いこと、それぞれのドキュメントフォーマットに基づいて処理しなければならないことから、新たに_docformatというメタ値が追加された。

今回のポイントはPre Pluginsであり、メタデータを渡す仕様は反映していなかっただけで、実は1.2時代からあった。

Pre Pluginsはおもしろいこと書いていないので、どちらかといえばメタデータ渡しの話をしよう。

これはPre Plugionsの一部である。 IO.popenはコマンド群の前に環境変数を置くことができる。 シェル的にいうと

みたいなことだ。

もちろん、同じような手法はRubyでも使えるけれど、ちょっとめんどくさい。IO.popenの利便性は簡便に損なわれてしまう。

かゆいところに手の続くRubyは、ちゃんとそのプロセス用に環境変数を渡す方法を用意してくれているわけだ。

予め環境変数にセットするのと何が違うのか。

まず、自身の環境変数としてセットすると、メモリーを2個分使う。

また、環境変数がそのプログラム自身の制御に影響するケースでは問題が生じる。

さらに、何度もプロセスを起動するたびにセットしてしまうと、ガベージコレクションの問題が出る可能性がある。

結局、子プロセスに対して伝播したいだけの環境変数はこのプロセスに対してのみセットするのが適切、ということになる。 シェルにおいても

ではなく、

あるいは

とすべきである。