感覚的にわからない?

コンピュータ系のドキュメントでは頻出し、しかも決定的キーワードとして登場するall, any, some, each, everyの5語。

実際の動作と照合すれば意味は明らかなのだけど、英文を読む機会が少ない人が多いのか、これに関して「否定ではany」とかよくわからない解説がされているものを見かけることがある。

そこで、これらの意味合いの違いと使い分けについてサクッと解説しよう

allとany

allはすべて。anyはいずれかひとつ。

通常は全く異なる意味なのだけど、否定になると意味はかなり近くなる。

否定であればallは「全て ない」であり、anyは「ひとつも ない」である。

ただ、実際のところ否定のallという言い方はちょっと曖昧。 意味としては “no all instruments”といったら楽器はひとつもないのだけど、noがallを否定していて「全てはない」と言っているかのようにも思える。

だから、「ひとつとしてない」場合はanyを使うほうが普通で、もしくはnoなんちゃらか、nothingなんちゃらになる。

あんまり見かけないけれど、someの否定だとanyと一緒なんだけれど、ちょっと弱い。 探せばあるのかもしれない。とりあえず見当たらない程度のニュアンス。

anyとsome

否定でないのであれば(肯定形という言い方は変なのであまりしたくない)anyは「いずれか」、someは「いくらか」。

anyの場合、ひとつでもあればOKで、いくつあるかは全く気にしない。 I want any girlfriend. といったら「誰でもいい」。

someの場合、少なくともひとつ、あるいはそれ以上。 I want some girlfriend. といったら最低限ひとりは欲しくて、できればハーレムにしたいということになる。

また、anyoneの場合本当に誰でもいいのだけど、someoneと言った場合該当するoneは限定されている可能性が高い。 anyoneの場合不特定多数の中の誰かであり、someoneといったら特定の集合の中の誰かと考えていいだろう。 もちろん、anyone自体に前提として条件がかけらる場合もあるのだけど。

allとeveryもしくはeach

allは全体、everyとeachは個々。

だから、allが導く文は集合名詞(冠詞なし)か複数形なのだけど、everyやeachは集合あるいは複数のeveryやeachが導く文は個々になる。

現実的には人に対してはallを使うことはあんまりない。 それは主語が大きい人になってしまう。 ただ、物に対しては言う。

All pieces are painted with black ink. みたいに。

eachやeveryだと続く文は単一なので

Each pieces has different figure. みたいな感じで三人称単数形が登場する。

eachとevery

everyのほうは全てに共通する意味合いが強く、eachはより個々。

everyのほうは個々がどうであれそうであるという感じだから、母数が変わっても事情は変わらない。 例えば「まいにちまいにちぼくらは鉄板の…」であれば、例えそれが10年20年と続いたって変わらないのだという意味が強いので、“evryday, everyday”になる。

じゃあ、「合宿中は毎日カレーだ」だとどうだろう? まぁ、実際はこれもeverydayになるんだけども、これが月曜日はポークカレー、火曜日はシーフードカレー、水曜日はキーマカレーで「毎日カレーのくせに内容変えてきやがる」みたいな話だと「それぞれの日がそれぞれにカレー」なのでeach dayという言い方でわざわざ強調もできる。

everyの場合、そうなる必然性がある。個々の意思ではなく、なんらかの共通要素によってそうであるということであり、個々がどうであるかということを考慮する必要はないのだ。 一方eachはそれぞれがどうしたか、どうであるかの話であり、その内容は個別になる。

先の例である Each pieces has different figure. だと個々違う形を持っている、つまりそれぞれに形状があるという話なのでeveryにはならない。どのピースもそれぞれが違う形状を持ったという話だからだ。 これが、同じ型を使っているとかで個々の意思とは関係なくそうなるべくして同じ形を持っているとしたら Every pieces has same figure. なる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください