ハードウェア

なんかCtrlとShiftの打ち心地が悪いなぁ、と思っていたThinkPad e440だが、ついにキーボードが落ちてしまった。CtrlとShiftとSuperが押すと沈んだまま戻ってこない。ぱちぱち弾いていると戻り、しかしかなりひっかかってしまう。

もう、近く効かなくなるのは目に見えているし、直したいのだが、問題がちらほら。

まず、キーボードが気になったのは購入後2ヶ月以内の時点だろう。少なくとも友部ではCtrlがひっかかる、ということは言っていた。多分、それよりも前から気になっていた。そして今回ついに、である。

このことについて私はかなり怒っている。

newbieだったり、もしくはライトユーザーだとピンとこないかもしれないが、ThinkPadというのはひとつの偉大なブランドなのだ。IBMはかつては世界を牛耳るコンピューターメーカーだった。その偉そうな態度ややり方が気に入らないと、I hate IBMの理屈でコンピュータの世界は興隆してきた。

そんなIBMがパソコンの時代とともに緩やかに衰退する中、パソコン時代のIBMを象徴するのがThinkPadだ。高価だが堅牢で高性能、まさにビジネスマンの武器であり、日本では最もタフにラップトップを使うと言われるジャーナリストたちはThinkPadがLet’s Noteのどちらかを選んだ。

ThinkPadの特徴はさらに、トラックボールの時代から特徴として挙げられ、フェラーリF1になぞらえたCMさえしたことのある「赤いポッチ」、トラックポイントと、堅牢でEnterキーを叩きつける部長(このネタもかなり古い)の荒い打鍵にも耐えるタッチの良いキーボードだ。

だが、IBMは2005年、パソコン部門を切り離し、Lenovoに売却した。その時、ThinkPadの未来は不安視されていた。

LenovoはThinkPadに他と同じタッチパッドを搭載した。面積が大きく、ご動作が生じるタッチパッドが嫌いだからこそのトラックポイントであるにもかかわらず、トラックポイントとタッチパッドの両方を載せるという最悪の選択をした。また、ThinkPadから赤いポッチを取り除いてしまったモデルすらある。

さらにThinkPadにあの打鍵感の良いキーボードではなく、普通のアイソレーションキーボードを採用してしまった。もはやThinkPadたる所以は全く見当たらない。

それでも、私はThinkPadはThinkPadだと思っていた。e440を買う時はhpとどちらにしようか悩んだのだが、イーサネットポートがあるということでThinkPadにした。もう、それほどこだわっていなかった。それでも購入を決めた時には、LenovoがThinkとIdea2つの製品を展開するのは、ThinkはIBMのテクノロジーを継承したものであり、同メーカーの別物だろうと思ったからだ。

キーボードが簡単に壊れるなんて信じられない気持ちだ。そんなのはThinkPadではない。ThinkPadはもはやただの中華製品だと言うのか。安かろう悪かろうだと言うのか。

あのThinkPadが…

サポート

そんなわけでサポートに連絡したのだが、まぁこれがまたひと騒動だった。保証書が見つからないのだ。

購入証明書は見つけたし、リサイクルマークもあったが、保証書などThinkPad同梱の書類がない。3時間探して、諦めた。保証自体を諦めようかと思ったが、ダメ元で問い合わせた。

だが、そのサポートがひどいという口コミがネットに多い。曰く、そっけなく対応される、有償修理になるとキャンセルするとキャンセル料を取られる、送料自己負担…などなど。うーむ、と思ってしまうが、まぁ、いまのままでは不安だ。そもそも、今回の故障には関係ないとはいえ、裏は開けているし、システムも入れ替えている。

とにかくダメ元だ、と電話。

音声ガイダンスにつながるが、なかなか面倒な手順になる。そしてウェブを案内されるので、面倒になってウェブにしようと思ったが、Internet Explorerでしか利用できない、かなり細かな情報を添えての登録が必要、そして製品番号とシリアルナンバーが必要となるが、それを調べる方法が載っていない…と結構ひどい。これはサポート期待できないぞ…という状態だった。

結局もう一度電話。ガイダンスに従っていくと転送されるのだが、転送されてから出るまでに2分くらい…ちょっと長いのではないか。

ただ、つながった後は特に問題なかった。

  • 対応は非常に丁寧で分かりやすい。
  • いずれにせよ製品番号とシリアルナンバーは聞かれる。だが、電話なので確認できる。
  • それで向こうが購入情報を管理するので、保証書についてなどは問われなかった。
  • 開けてある、システム違うについては説明したが、問題ないということ。ただし、場所からいってないとは思うが内部で部品が折れているなどそれに起因するものがあると優勝となること、動作確認ができなくなることを伝えられた。しかし、それはもちろん問題ない
  • 有償修理の場合は連絡するとのこと。そこでキャンセルするとキャンセル料は発生しない、ただし見積もりを出すとキャンセル料がかかる、ということ
  • 配送はLenovoが手配する。梱包も用意するので、そのまま渡してくれれば良いとのこと
  • 「ParisのP」など、間違えないようにするための工夫はIBM時代を継承。交換が持てる。

サポート体制の品質は悪い。が、サポートの質自体は良好、という印象だった。もしかしたら当たりだったのかもしれないが。

だが、保証したくないので、ちょっとした理由で拒否する(それこそ開けてなくてLinuxをインストールしただけでもハードウェア故障を拒否するケースは多い)のが当たり前の中、非常に助かった。

まぁ、トータルではなんとも言えない…

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