【検索ワードに応えて】 ThinkPad X1 Carbon (2017, シルバー) のお話, Linux関連, その他

久しぶりの検索ワード反応企画。 ThinkPad X1 Carbon関連の検索が多かったので、併用されたワードに従ってコメントさせていただくことにする。

なお、ThinkPad X1 CarbonについてはYouTube (はるかみ☆ チャンネル)で開封動画を掲載させていただいているので、よかったらそちらもどうぞ。

また、そのほかLinux関連の検索にも回答させていただく。

ThinkPad X1関連

基本的なレビュー

ラップトップをガリガリ使うモバイラーなら持たない理由が見つからない。

XPS13のような13.3インチの中でも小型のものを除けばボディは13.3インチと変わりないサイズだ。 しかし14インチの画面は明らかに見やすく、作業もしやすいし、人に画面を見せるときにも良い。

そして非常に軽量でバッテリーマイレージも素晴らしい。 もちろん、キーボードはあらゆる現行ラップトップの中で最高だと思う。

唯一欠点としては天板の外板が弱い。 既に凹み、割れがある。それほど目立たないし、動作には問題ないのだが、ちょっとカナシイ。

買い時について

「高性能」「最先端」などを意識したい場合はリリース間もない頃が良い。

リリース直後は割引はなく、およそ半年程度で30%程度の割引になる。モデル末期は40%を越える程度の割引だ。

基本的にはThinkPadの場合30%程度割り引いた状態で競争力のある通常価格で、割引のない最初期というのはフリーク向けと考えられる。 なので買い時を気にするような人なら直後はないだろう。

春頃には30%前後の割引になっていたりするから(現時点でサイト公式のクーポンが28%、恐らくメルマガや店頭クーポンならもう少し行くだろう)、それぐらいが買い時ではなかろうか。

少しでも安く買いたい人は、翌年モデルが発表されてから決めるといい。 その頃にはかなり安くなっているし、在庫が残っていれば翌年モデルが出てからでも安く買える。 翌年モデルを待つべきかどうかの判断も出来てお得だ。

2017と2018に関しては、X1 Carbonとしての進化は微々たるものだったけれど、第8世代プロセッサになったという点がとても大きい。 ただ、私はかなり安く買えたので、そのタイミングでよかったと思う。

シルバーのThinkPadについて

良いと思う。

ThinkPadらしくないという批判はあるだろうけれども、マットだけれども黒のピーチスキンよりもサラッとした手触りで汚れもつきにくく目立たない。

シルバーのラップトップはそれなりに存在するので目立たないということは言えるけれども、「Hacker’s itemたるThinkPad」と「美しくおしゃれな高級ラップトップ」を両立させる意図は十分に達成できている。

控え目にいっても最高にかっこいい。

国産と中国産について

何も違わないから安心してほしい。 400万円するようなP920でも中国産だ。

なお、納期はかかる。X1は予定納期よりも遅かったという人が珍しくないようなので注意してほしい。

その他の検索ワード回答

シェルスクリプトの並列実行

基本的な形式は次のとおり

シェルスクリプトの並列実行は待ち合わせず投げっぱなしにするのが基本。

ただし、どうしても待ち合わたい場合はwaitを使う方法もある。

とした時、$!でサブシェルのPIDが取れるので、

としておけば待ち合わせる必要があるタイミングで

とすることができる。これはBashでもZshでも共通。

入出力をやりとりするのであれば、下流のパイプに流すべきで、親プロセスが出力を披露ようなことは考えないほうがよい。

どうしてもであればファイルに書いてwaitするか、もしくはZshならProccess Substitutionを使用する。

あるいは大量の処理があり、複数のワーカーを走らせたい場合はflockを使うのが無難だろう。 例えば以下のようにする。

要点は以下の通りだ。

  • 関数workerが各ワーカーが実行する内容
  • これをサブシェル内でworker nの形で実行する
  • ファイルデスクリプタはクローンされるので、標準入力から読んだ場合、親シェルもサブシェルも同じものを読み進めるし、位置も同時に変化する
  • しかし、もし同時に読んでしまうとおかしなことになるので、読んでいる間は他のシェルに読んでもらっては困る
  • そこでロックファイルを作り、これをロックすることで排他制御する。いわゆるドットロック。
  • exec 9>| .lockでファイルデスクリプタ9番をロック用に確保
  • 開きっぱなしになるので、flockでこのファイルをロック
  • ロックを獲得できたら標準入力から読む
  • 読み終わったらファイルデスクリプタを閉じてロックも解放
  • これでキューから1行読めたので、処理を進める
  • 「1行では足りないよ!」という場合、エントリをファイルに書いておいてディレクトリにまとめ、キューはファイル名にするとかすれば良い

AMD APU (Godavari/Kaveri) と Linux

特に問題はない。

以前はCatalystドライバのおかげでずいぶん苦労させられたけれども、 AMDGPUになって以来目立った問題は発生していない。

割と電気を食うけれど性能は微妙なので嬉しくはないと思う。 コストパフォーマンス的にみれば、これくらいの性能がおいしいという人は多いと思う。 ビデオ関連も充実しているし、Killerシリーズなんかは機能も充実しているしね。

XMPP

ちょっと話題が広すぎて何を求めているのかがわからない。ごめんよ。

DPI

これかなり広い。

LinuxでのHi-DPIの話なら/etc/X11/xorg.conf.d/以下にモニターの設定ファイルを書く。 40-monitor.confとかで。

Section "Monitor"
    Identifier             "<default monitor>"
    DisplaySize            286 179    # In millimeters
EndSection

で、KDE Plasmaを使うといい感じになる。 Plasmaを使わない場合については、Qtアプリケーションについてはなんとかなるけれど、GTKに関してはうまいことスケールしない。

LightDMに関してはGreeterの設定ファイルにxft-dpi=と書きましょう。

Hi-DPIはLinuxでは結構苦手にしている感じ。

フォントの設定はまた別。

某人物について

コメントする気はありません。

VP9のハードウェアエンコード

  • Intel QSVを使ってください
  • LinuxならVA-API経由ffmpegが良いよ
  • ただし画質は絶望的だったとは言っておく

Intel QSV * H.265

  • LinuxならVA-API経由ffmpeg
  • 速度はそこそこ。X.265とは雲泥の差。CPU負荷は0ではないというか、普通に40%くらいはいく
  • ちゃんとVA-APIドライバ入れようね

scale_vaapi

VA-APIを使用する場合の出力画面サイズ指定。 変更しない場合は省略して大丈夫。

AMD VCE / NVIDIA NVENC

VCEはLinux的にはVA-API経由。なのでQSVと一緒。

ただし、AMDのビデオドライバはVA-APIだけじゃなくVDPAUも使える。 ところがVA-APIがエンコード/デコードなのに対してVDPAUはデコードのみ。

VA-APIをVDPAUに転送するドライバ(libva-vdpau-driver)と、VDPAUをVA-APIに転送するドライバ(libvdpau-va-gl)があり、 VDPAUを有効にして、VA-APIに転送するドライバを使ってしまうと(Nvidiaの場合はVA-APIが使えないのでこうする)デコードのみになってしまって使えない。

ちゃんとlibva-mesa-driverを使いましょう。

Nvidiaの場合はVA-APIをサポートしておらず、VDPAUはエンコードができないので、 NVENCは専用のインターフェイスになっている。

どっちが優れているというのは難しいけれど、Nvidiaのほうが対応フォーマットは多い。

DiscordとSlack

基本的にはDiscordがいいと思うし、最近はSlackも微妙だと思うのだけれども、「両方あると嬉しい」という面もある。

Discordの場合「ユーザーという概念がある」ということが大きい。

Discrodでつながると、どのようなつながりであれ、「その人」というのが見えてしまう。 Discordは通知をカスタマイズできないため、「通知をオンにしている全ての人からの通知が一律に行われる」ということになる。 棲み分けをする方法がない。

これはLINEと同様の問題である。 恋人だろうが、ゲーム仲間だろうが、仕事の人間だろうが、区別する方法がないのだ。 アカウントの切り替えは難しいためアカウントで分けるのも現実的ではないし、アカウントで認識されているから一時的な連絡先にもしにくい。

Slackの場合はやりとりもつながりもあくまでそのチーム内でのことなので、仕事の関係などであればSlackのほうが便利だ。

自前メールサーバーからのメールをGMailが受け取らない

主にはホスト認証の関係。

GMailは送られてきたメールサーバーが、本当にそのメールを送る資格があるかをチェックする。

設定方法はいくつかあるけれど、SPFレコードを書くのが楽。 「メール SPF」で検索すると色々出てくる。

LinuxとRealTek ネットワークカード (RTL8152ほか)

ASIXよりはマシだけれど安定して苦しめてくれるRealTekのネットワークカード。

Linuxではネットワークアダプタは

Intel > Atheros (Killer) > Broadcom > RealTek > Asix

だからね。

RealTekのWiFiモジュールであるRTL8152のドライバはカーネルモジュールとしてある。 Arch Linuxの場合はDKMSになっていて、AURからインストール可能。 場合によってはRTL8153をブラックリストに入れる必要がある。

インストールしなくても動作はするけれど、うまく交信できなくなったりする。 安定性の面から言えば入れるべきだけれど、入れたところでうまくいかない場合もある。

「うちのディストリビューションにはないよ!!」という方。 Archにおいで。むしろManjaroにおいで。

ThinkPad X1 Carbon 2017 レビュー

モデル

構成

ThinkPad X1 Carbon 2017で、Core i5-7500U, 8GB RAM 128GB SATA M.2 SSD, FHDディスプレイだ。

シルバーボディで、中国生産モデルとなった。

NVMeストレージやUHD液晶を選択しなかったのはバッテリーマイレージのため、i7や16GB RAMを選択しなかったのは価格のためだ。

第8世代がきちゃったけど

KabyLakeプロセッサモデルであることについては、認識自体はあって少し悩んだ。

実際、既にCoffeeLake2プロセッサはきている。 だが、CoffeeLakeプロセッサはかなり難易度が高いということで潤沢に供給されているわけではないし、そうなると低消費電力版が出てくるのはまだ先だろう。 ThinkPad X1 2018には採用される可能性が高いが、40%以上のoffになるには半年近い時間がかかる。

そうなると、CoffeeLakeモデルをこれくらいの価格で購入できるのは半年から1年くらい後ということになり、既にラップトップが壊れた問題を抱えている私には待てないものだった。 待てる人ならば、性能向上は大きいので待ったほうがいいと思う。

インプレッション

速度

もうちょっと速くてもいいかなぁ、と思わなくはない。

SSD + Core i5という構成で性能は十分だと思うのだが、状況によってはもっさりだ。 特に、KDE Plasmaが遅いと感じることはないのだが、SATAとはいえM.2 SSDを挿している状態で起動がちょっと遅いのではないか…と感じる。 電源ポストでの待ち時間が長めに設定されているということもあるが。

起動はLinuxよりWindowsのほうが速い。 特にKDE Plasma/Cinnamonの起動はそれなりに遅い。

メイン機として使う人であればCore i7+16GBのほうが良いと思う。 この構成で「満足な速度」ではないからだ。 サブ機として考えればそんなにストレスフルなわけでもないので許容範囲かなという印象。 バッテリーマイレージと引き換えになるが、NVMeストレージを選択したほうが良いかもしれない。

Cinnamon/KDEの動作速度自体はメインのワークステーションよりも良好だ。 これはKabyLakeが持っているグラフィックアクセラレーション機能が優秀であることの現れだろう。 ドライバの出来の問題や画面の広さもあるかもしれないが、KDE Plasmaでまるでひっかかりがないのは初めての経験である。

マイレージ

私の通常作業(Wi-Fi接続で、ウェブで調べ物をしながらのタイピング。輝度は30%程度、キーボードバックライトoff、Bluetooth off)では16時間程度という感じだ。

再起動も多用するインストール/セットアップ中は6時間程度だった。

輝度を落としてWi-Fiも切れば20時間は突破しそうだし、文句なしのロングマイレージと言っていい。 素晴らしい。

トラックポイントとトラックパッド

トラックポイントはlibinputを使っているとちょっと癖のある動きをする。 少し強く触ったときの動きが大きすぎるのだ。 感度を落とすと安定するのだが、KDE Plasmaでは設定できないため、辛いところがある。

ただし、これも慣れればなんとかなた。

e440と違い、ちゃんと独立したボタンは優秀だ。 Linuxでは「中ボタンクリックができる」ことは重要だろう。

また、感触がよく広いトラックパッドは「押せるように」なってる。 これは、クリックエミュレーションではなく、本当にクリックイベントを発生させる。 ほとんどの位置で左クリックだが、右下の端でのみ右クリックとなる2ボタン仕様だ。

トラックパッドでのクリックは、ボタンクリックと比べて強くおさくてはならない。 そのため、トラックパッドの決定である「タイピング中にどこかに飛んでしまう」ということをそもそも発生させないことができる。

この問題は「トラックパッドが認識されるから」ではなく、「クリックエミュレーションの結果として意図せずクリックされて」発生する。 ThinkPad X1でもクリックエミュレーションをオンにして、軽くぽんとタッチするだけでクリック動作を発生させることは可能だが、クリックエミュレーションをオフにしても、トラックパッドをボタンとして押すことでちゃんとクリックは機能するのだ。

そのため、クリックエミュレーションを無効にしてしまえば、ありがちな「ぶっとび問題」は全く発生しなくなる。

Manjaro Linuxでは最初からクリックエミュレーションが無効の状態になっていた。

キーボード

ThinkPadのキーボードはラップトップとしてはどれも素晴らしいものだ。 だが、X1のキーボードはことさらに素晴らしいと思う。

実際に使いはじめた最初は、e440よりもクリック感が強く重いことから、ややミスタイプ(というよりもアクチュエーションポイントに到達しない空振り)が発生したが、すぐ慣れた。 ストロークはごく短いがクリック感があり、そこそこ打ちやすいキーボードというのは他にもあるが(例えばhpのSpectre13やEnvy13のキーボードだ)、やはりこのストローク感が打ちやすい。

ThinkPadの良さというか、THinkPadでなければならない大きな理由のひとつだと思う。

ネットワーク

Wi-Fi, EthernetともにIntel製だ。

少し勘違いしていたのだが、ThinkPad X1 2017にはEthernetがないわけではなく、チップとしては載っている。 単に口がないのだ。

専用の口になっており、アダプタはそこからEthernet信号を引き出すものになっている。 なお、使ってみたのだが、認識されないのかリンクがとりづらく、いまひとつであった。 重大な残念ポイントである。

スムーズな動作

コンピュータは意外と繊細で、構成の問題なのか、 「ひっかかりが生じる」ケースが割と少なくない。

店頭で展示されているPCを触ると、比較的低性能なモデルでも、自分のコンピュータよりもスムーズに動作するということが少なくない。 自作するとどうもクリーンインストール直後からメーカーPCと比べて変にレスポンスが気になる、ということがあるのだが、Lenovoのコンピュータはややその傾向がある。

国産のほうがなぜかスムーズだ…と感じるのだ。 hpやDellにもその傾向はあるが、Lenovoのほうがやや強いと思っている。

シルバーボディ

「ThinkPadらしくない」シルバーボディだが、結構ありだと思う。

いままで出たものと違い、全面がシルバーになっている。

ThinkPadはもちろん良いものであり、ThinkPadの黒も、ピーチスキンも、ThinkPadの誇りというべきものだ。

しかしながら、一般の人にとってはそうはならない。 ThinkPadの特別さを知る人は(少なくともスバル車を特別なものだと感じる人1よりも)十分にマニアだろう。

Mimir Yokohamaの仕事は一般の人を相手にするものなので、「ハッカーとしての特別さ」と同時に「普通の人が見て美しいと感じる」ことが必要とされた。 それによりThinkPadとSpectre132で悩んだのだが、その折衷案3としてシルバーのThinkPadにしたわけだ。

黒よりも滑らかな手触りと、高級感のあるシルバーは、Thinkpadファンなら(邪道だと思うかもしれないけれど)注目せざるをえないもので、そうでなくてもThinkPadを使ってきた私にとって、新鮮な気持ちで使える。 「黒がよかった」と感じることはない。

ちなみに、汚れにくく汚れも拭き取りやすい、アルコールで拭いても色落ちしにくいなどのメリットもある。

携行性

ベゼルが薄く、厚みもないため、13.3inch用のZeroShockラップトップバッグに収納可能であった。

1.1kgという重量は軽く、今まで使用していたThinkPad e440 (2.1kg)はおろか、Dynabook R51 (1.4kg)と比べても明らかに軽量で携行性は良い。 さすがにPavilion x10(970g)と比べれば若干重いが。

ただし、コンパクトなラップトップ収納スペースを持つものは13.3inch用が多く、Macbook Airなど13.3inchでも薄いものを想定していてうまく収納できないケースがある点には注意が必要だ。 実際、13.3inchと比べるとfoot printは大きい。

形状としては持ちやすく、重量配分も安定していて非常に持ちやすい。

スリープ安定性

実はLinuxだと「スリープから安定して復帰できるか」というのは構成次第の結構な運の問題である。4

ThinkPad X1 Carbon * Manjaro Linux5では問題なくスリープ/復帰できている。

結論

素晴らしく良い。 満足だ。


  1. クルマにおけるスバルや、ラップトップにおけるThinkPadは一種の憧憬の対象となっている。それは、それが「好きかどうか」とは別のこととしてだ。

  2. hpの個人向け高級ラップトップ。ちょっと高めだけれど、性能的にも良好で優れたデザインを持つ。2018年モデルは色が白になってしまい、だいぶ普通になってしまった。残念。

  3. hackerのThinkPad(ただしThinkPadらしくない)とSpectreのような美しさ(しかし遠く及ばない)である

  4. もちろん設定はできるが、設定したところでそれなりの確率で復帰できないものはあり、設定しても依然として復帰できないケースもある(特にAMD製ビデオカードにCatalystドライバを使用している場合は非常に多かった)。

  5. Manjaro XFce 17.06 x86_64 Linux 4.14.4 * KDE Plasma workspace環境である。Cinnamon, XFceでも安定してスリープから復帰できている。

Roland V-Drum Portable TD-4KP

革命的なエレクトリックドラムだ。

5万円程度と安価なのだが、とにかくコンパクトで軽い。V-Drum Liteも場所をとらないのが印象的だったが、それよりもさらにコンパクト。キャリーバッグで持ち運べるようになっているほどで、畳んでしまえば本当に場所をとらない。ちなみに、広げてもV-Drum Liteと比べてもかなりコンパクトで、1畳をスペース「縦に使って」練習できるレベルにある。

その展開・収納は10分もあれば可能だ。説明書にはケーブルを全てはずすよう書かれていたりするが、実際はケーブルをつけたまま畳むための注意点も含まれており、注意深く読むことで「テキトーに畳める」事が分かる。そう、狭い家でもドラムの練習が可能なのだ!コンパクトだが叩きづらいということはない。私の感覚では、むしろ叩きやすいくらいだ。(エレクトリックドラムになれているせいもあるだろう)

V-Drumは「静か」であることもメリットが大きい。DTXはマンションだと辛い音がするが、それと比べてV-Drumはかなり静か、少なくとも布団でやるよりはずっと静かだ。さすがに夜中に練習するのは難しいが、マンションでも日中ならなんの問題もないだろう。非常に「練習がしやすい」ドラムだ。

その概要はYouTubeにupされているビデオが参考になる。

それだけではない。安価でコンパクトでも昨日は犠牲になっていない。DTXはかなりシンプルなセンサーだが、V-Drumはセンサーが多く、叩く場所をしっかり認識する。リムショットにはオプションが必要だが、カップも叩けるし、シンバルはミュートも可能。バスが弱く入るのが気になるが、充分に満足できる出来だ。

PCのインターフェイスとして使う場合はMIDI経由となる。音色は一通り揃っているし、音色も悪くはないが、ADをこれで叩くとかなり楽しい。できればUSBでつなぎたかった、とは思う。

ドラムをとにかく叩く!しかも使える!「ドラムをやりたいけれど、場所が…」という人はぜひ見当してみてほしい。素晴らしい製品だ。